2019年8月

おじいちゃんは心配性

 いやはや暑い、連日暑いですよね。今日も地元はかっきりと晴れております。セミも元気で何より何より。室温は執筆時で32.5℃。暑さはまだまだこれからだ!


 話によると、昨日やっと東北北部が梅雨明けしたそうですね。これで日本全国全てが梅雨明けした事に。7月の最後の日に駆け込みで梅雨が明けたと言うのは、何かの符丁かも知れません。

 札幌では2日連続で熱帯夜になったそうなのですが、これは1961年以降初めての事なのだとか。うーん、環境の変化はとどまる所を知りませんね。冬は極寒で夏は酷暑、おまけに熊も出没。北海道は本当に試されてばかりですね。


 さて、昨日は、参議院運営委員会が重度の身体障害がある「れいわ新選組」の2人の国会内での介護費用について参院が負担する事を決めたり、時給の最低賃金が引き上げられる流れになり、実現すれば平均で900円以上、東京、神奈川は1000円を超える事になりそうだったり、神奈川の中央道上り線上野原インターチェンジ付近で赤いフェラーリが路側帯に停車したところで炎上してしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは心配性なおじいちゃんがやらかした迷惑行為の話題です。非常ボタンはそう言う使い方をするためにあるものじゃないんですよ! まぁ、気持ちは分からなくもないのですけど……。


 7月30日(※執筆時)、警視庁蒲田署は異常がないのに踏切の非常ボタンを押したとして、東京都大田区の高橋邦典容疑者(68)を偽計業務妨害容疑で逮捕しました。

「足と心臓が悪く、歩くスピードが遅いため、列車が来ないように押した」と供述していますが、つえなども所持しておらず、特に歩行に支障はなかったのだとか。


 4月以降、同じ踏切で異常がないのに非常ボタンが押される事案が20件ほど発生しており、JR東日本が6月19日に蒲田署に相談していたのだそうです。

 同社が設置した防犯カメラをチェックしたところ、高橋容疑者の関与が浮上したのだとか。容疑者は非常ボタンを押した後、踏切近くの自宅に向かっていたそうです。


 逮捕容疑は6月25日の午後7時45分頃、JR東海道線の蒲田―川崎間の大倉踏切で、踏切や線路内に異常がないのに非常ボタンを押して電車を停止させ、遅延や運休を生じさせたと言うもの。

 容疑者はボタンを押した事は認めていますが、業務を妨害する意図はなかったとして容疑を否認しています。


 うーん、なんて迷惑なおじいちゃんなのでしょう。歩くのに問題がないのに、念のために電車が来ないように止めようとするだなんて。そりゃ本人にJRの業務を妨害する意志はないでしょう。

 とは言え、自分の都合で勝手に電車を止めてはいけません。当然です。


 ニュースでこの人が歩く様子が映っていたそうなのですけど、普通にスタスタと歩いていたのだとか。踏切を渡る時に何かあった時の事を考えて、押しボタン式の信号機みたいな感覚で非常ボタンを押していたのかも。そう言うためにあるものじゃないのにねぇ。


 心臓が悪い場合、いつ突然の発作が起きるか分かりませんし、その途中で踏切が鳴り始めたら恐怖ですよね。その気持ち自体は分からないでもないです。

 ネットコメントによると、この辺りは線路の本数が多く、渡りきれなくて轢かれる老人が時々いるとの事。そう言う意味では、JRも何かしらの改善案を考えるべきなのかも知れませんね。

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