隠蔽失敗でござる……
今日(※執筆時)の地元も曇りです。予報では昼から雨になるみたい。梅雨ですもんね。雨の被害も九州地方ばかりとは限りません。強い雨はこれから他の地域でも猛威を振るう事でしょう。どうかどの地域にも大きな被害が発生しない事を願うばかりです。
梅雨と言えばカビ被害ですが、最近の食べ物はカビに強く作られてますね。今のところは今年はカビでびっくりな事例に遭遇していません。だからって食べ物は開封したらすぐに食べるべきなのですけどね。
さて、昨日は、アメリカで物議を醸していた補正下着ブランド『kimono』の名前を変更するとキム・カーダシアンさん側から発表があったり、沖縄で知人の女性を溺死させて現金などを奪った男が逮捕されたり、東京のJR新宿駅西口地下広場の「新宿の目」が破損して小田急電鉄が被害届を提出していたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは問題教師を雇用していた学校の杜撰な対応についての話題です。本当、学校って問題が公になる事を極端に嫌いますよね。
7月2日(※執筆時)、埼玉県さいたま市は、市立中学1年だった男子生徒=当時(13)=が昨年8月に自殺していた事を明らかにしました。
男子生徒が所属していたバドミントン部の男性顧問が部内で「存在する意味あるのか」などと発言していたと言い、市は自殺の原因を検証するため第三者委員会の設置を決めたそうです。
市教委などによると、男子生徒は昨年8月23日から3日間、部活動を休んだ後、26日に自殺したのだとか。部活を休んでいた間にゲームセンターに行っていたのが見つかり、自殺する前日には顧問から自宅に電話があったのだそうです。
同校が全校生徒を対象に実施したアンケートで、顧問が「おまえ存在する意味あるのかよ」「顔が悪い」などと発言していた事が判明。生徒の胸ぐらを掴むなどの行為もあったそうで、校長が指導したのだとか。
一方、遺族は2日に記者会見し、学校側から自殺を公表すれば「保護者会で遺族が説明しなくてはならない」と説明されていた事を明らかにしました。「マスコミが告別式に押し掛ける」とも言われ、「不慮の事故」とする事で合意したのだそうです。
この学校、色々と問題ありですよね。記事中ではやらかした顧問への処分について何も書かれていませんでしたけど『校長が指導した』と言うのがそれにあたるのでしょうか? 当時は顧問のせいで自殺したと言う事実を誤魔化せたので具体的なお咎めはなし? だとしたら本当に酷い話ですよ。
ま、顧問はこれから自分のした事の報いを受けるのでしょうから、それはそれとして、学校側も揉み消し方面にだけはしっかり頭が働いていて流石です。この雰囲気だと謝罪とかも――そんなにしっかりとはしていない気もしますよね。
私はこの学校側の対応に呆れてしまいました。親御さんから預かった大事な生徒さんが顧問の暴走のせいで自殺してしまってるんですよ。誠意って何なのでしょうね。少なくともこの学校にはなかったようです。
確かに学校が自殺を発表すれば遺族の説明もマスコミの殺到もあった事でしょう。そこをしっかりフォローするのが学校側の責任では? 面倒事を回避したいと言う裏の意図がミエミエです。
今からマスコミが学校に押しかけたりするのかもですけどね。自業自得ですよね。
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