このお金、コピーでごまかそうぜ!

 今日(※執筆時)は地震で目が覚めました。いや、違うな。起きてすぐに地震が発生しました。地元の震度は2くらいの微震だったのですが、後で地震情報を目にしてびっくり。震源地に近い宮崎地方では最大で震度5弱の大揺れだったのですね。阿蘇山も噴火を繰り返していますし、この地震、何かの前兆のような気がしないでもありません。防災意識を高めないとですね。


 さて、昨日は、北朝鮮がまた何かを日本海側に向けて発射していたり、NHK朝ドラの効果で日清食品の売上が過去最高を記録したり、福岡で産婦人科診療所の前に0歳の男児を置き去りにした若いカップルが逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは未成年が関わっているっぽい偽札の話題です。偽札制作は重罪なので、穏便に済まそうと言う考えは良くないと私は思うのですよね……。


 5月9日(※執筆時)、福岡県大野城市教育委員会は市立大野東中学校内にある売店のパンの売上金からコピー機で偽造された千円札2枚が見つかったと発表しました。

 市教委と同校は、生徒が偽造した可能性が高いとみて県警春日署に相談し、生徒に再発防止などを指導したそうです。


 市教委と同校によると、昼食にパンを購入したい生徒は朝、注文書と現金を入れた封筒を教室前のケースに入れ、担当教員が集めたケースを売店の80代の女性販売員が受け取ってパンを用意する仕組みになっているのだそうです。


 4月末に同月分の売上金を販売員が確認した際、不審な千円札2枚が見つかり、今月8日に同校に報告したのだとか。確認すると2枚とも同じ記号で、両面コピーしてはさみなどで裁断した偽造紙幣と判明しました。


 市教委は、被害者である販売員が事件化を希望していないため、刑事告発は見送る方針なのだそうです。

 一方、同校は生徒以外の現金が紛れ込む可能性は低く「生徒による行為」とみて9日の全校集会で紙幣の偽造・行使は重大な犯罪である事を生徒に説明。保護者にも家庭での話し合いを求める文書を配布しました。


 吉富修・市教育長は「事態の重大さを十分に受け止め、子供達に実感させる事が出来るような教育活動に努める」とコメントしています。


 あまーい! パンにマーガリンを塗ってその上に砂糖をまぶしたよりもあま~い! 実行犯を特定せず、全校生徒に注意を促しただけってそれ偽札作った生徒は毛ほども罪悪感を抱いてないよ! ほぼ無意味! 調子に乗るでしかし!


 これが一般のお店で使用したら一発で刑事事件で家族全員が不幸の道まっしぐらなところですが、相手が学校関係者のおばあちゃんだったから激甘な対応をしてくれたのですよね。これ、子供のために良かったのかなぁ……。たとえお咎めはなしとしても犯人を特定してお灸をすえるくらいはするべきだと思うのですが……。


 それにしても紙幣ってコピー出来ないようになっているって話を聞いたのですけど、直接じゃなかったら出来てしまうものなのでしょうか。うーん、残念。簡単にコピー出来てしまったらダメじゃん。今回みたいなパターンでなければすぐに見破れるのかもですけど。

 今後、実行犯が偽札ちょれーといい気にならない事を願うばかりです。

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