ん? サイドブレーキ、甘かったかな?

 今日(※執筆時)も地元はいいお天気です。地震もあれからアレ以上の大きさのは来ていませんね。とは言え、油断は禁物ですけど。室温は執筆時で27.5℃。大体平年並みからそれ以上くらいに回復したのではないでしょうか。皆さんも地元はどうですか? 

 これ以上暑くなると大変ですけど、このくらいならまだちょうどいい感じですよね。野外活動をするなら帽子必須くらいにはなりましたけど。そうそう、日焼け止めも忘れずにねっ!


 と言う訳で昨日は、大分で出会い系サイトを利用した男性を襲って現金20万円を奪った少年2人と関わった女子高生1人が逮捕されたり、千葉で原因不明の謎の異臭騒ぎが発生して県内各地で120件の通報が寄せられていたり、福岡でお酒を飲んで軽トラを運転していた小学校教諭が飲酒運転で逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるにはあまりにも職業意識の低いプロドライバーの話題です。お客さんの命を預かっていると言う事を常に意識していないといけませんよね。


 5月10日(※執筆時)の午後2時50分頃、群馬県南牧なんもく大仁田おおにた烏帽子えぼし岳登山口の駐車場付近で、「マイクロバスが崖下に転落した」と言う119番通報がありました。

 消防によると、バスには男女15人が乗っており、このうち3人が重傷、11人が軽傷なのだとか。いずれも意識はあるそうです。


 県警富岡署は、このバスの運転手で茨城県守谷市の自営業、海老原功容疑者(66)を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕しました。

 逮捕容疑は、バスを駐車場近くの村道に停車させて降車し、崖下に転落させたと言うもの。「エンジンはかけっぱなしで降車した。サイドブレーキはかけたが、甘かったかも知れない」と供述しているそうです。


 同署によると、海老原容疑者が車外に出た後に乗客がバスに乗車したところ、急にバスが動き出し、村道を約50メートル自走してから崖下に20メートルほど転落したのだとか。同署は転落直前のバスの状況について詳しく捜査しています。


 乗客は、茨城県から登山に来た50~80代の男女18人。烏帽子岳を登山し、下山してバスに乗って帰るところだったのだそうです。全乗客の内、バスに乗っていなかった3人は車外にいて無事でした。


 これは……あまりにも酷い。しかも乗客の皆さんみんな若くはないですよね。重症を負った人、無事に回復するといいのですけど……。バスが急に動き始めて、頼れる人がいない。乗客の中に機転の効く人がいれば防げたかもですけど、それを求めるのは酷と言うものですよね。きっと車内はパニックになっていた事でしょうし。


 この運転手、何故バスを降りてしまったのでしょうか? まだバスに乗っていなかった3人に関係しているのでしょうか? もしそうならその3人のお客さんにも罪の意識が芽生えてしまいますよね。一番悪いのはバスの停車処置が甘かったためなのに。


 私も過去にブレーキが甘くて車を自走させてしまった事があるのですが、その時はすばやく気付いた先輩がうまく対処してくれて事なきを得ました。全くの平坦な道でもない限り、サイドブレーキだけでは停めきれないんですよね。ほんのちょっとの時間離れるだけでも車止めの処置はしっかりするべきでした。

 長年の経験でこのくらいなら大丈夫だと慢心してしまったところもあったのでしょう。もっと慎重に行動出来ていれば事故は起きなかったはず。本当に残念です。

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