私に子供のお守りなんてさせないでよっ!

 はいこんにちは。今日は暖かいですね。室温、執筆時で25.5℃です。この天候から考えて、地元の桜も一気に咲いた事でしょう。いいお天気ですし、いいお花見日和になっていると思います。そんな昨今ですが、私、最近は特に鼻水が止まりまふぇん。花粉症かしらねえ?


 ぼちぼち執筆を再開させなきゃなのですが、どうにも腰が重いです。早く以前のペースを取り戻さなくちゃですね。うぅーん……。


 さて、昨日は、脳死して肺を提供した男児の手術の様子を事前に説明なく放送されたとして、男児の遺族が放送したTBSと病院と日本臓器移植ネットワークを相手取って裁判を起こす事が発表されたり、イチローが国民栄誉賞を辞退したり、介護保険料が厚労省の外郭団体が計算ミスにより徴収不足が200億円に達する恐れがある事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは家庭内で起こった悲惨な事件の話題です。この事件の場合、複雑な家庭環境が一番の原因ではあるのですが、子育ては本当に難しいのものですね。


 4月5日(※執筆時)、大阪府警は大阪市平野区の自宅で弟(3)を踏みつけて死亡させたとして、同居する姉(23)を殺人容疑で逮捕しました。

 姉は「死んでしまうとは思わなかった」と殺意を否認しています。


 捜査1課によると、逮捕容疑は2日午前、同市平野区の自宅で、弟の腹部を両足で踏み続けるなどして殺害したと言うもの。

 姉は逮捕前、「普段から面倒をみさせられて嫌気がさした」と話したといい、同課は責任能力の有無を調べています。


 姉は両親や弟らと同居しており、弟の異変に気づいた母親(41)が119番通報して事件が発覚しました。司法解剖の結果、死因は腹部圧迫による失血死と判明。

 府警が4日に姉から事情を聴いたところ、「足で踏みつけた」と説明したといい、死因と矛盾しない事などを踏まえ、逮捕したそうです。


 この記事だけを読めば姉がすごく異常に映ります。弟の世話を見るのが面倒で気が立ってやりすぎて殺害してしまったのだと。勿論その一面はあります。ありますが、ただそれだけではないのです。この記事には書かれていない事実があるのです。


 まず、記事に弟らと書かれている通り2人の姉弟ではありません。他に4人いるのです。つまり、両親合わせて8人家族。ちなみにこの亡くなった3歳が末っ子ではなく、更に1歳の弟がいてその子が一番の末っ子なのだとか。

 もうひとつの事実はこの姉、どうやら知的障害があったのだとか。それなら感情の制御が出来なくても不思議ではなかったのかも知れません。


 いつ頃からこの姉が弟達の面倒を見ていたのかまでは分かりませんけど、両親が姉に子供の世話を押し付けていた、少なくとも姉にそう思わせていたのは間違いないでしょう。亡くなった弟も不憫ですし、姉も被害者ではある気がします。6人きょうだいで仲良く役割を分担しあえていたなら、もしかしたらこの悲劇も起こらなかったのかも知れません。

 こう言う事件が起きてしまって本当に残念ですね。合掌。

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