スキマニュース日記

えー、電話に出なかったから無効です！

　はいこんにちは。今日(※執筆時)の地元ですね、えー、ちょっと曇っている感じですね。それと風が強いです。桜、折角咲いても花びら散っちゃうよー。

　なのでまだまだ蕾のままであって欲しいナリよ。今で５分咲きくらい、かな？　風、収まって欲しいところです、ええ。

　あ、室温は執筆時で１９.５℃です。いやはや、もうすっかり春ですナ。

　さて、昨日は、秋田の秋田市で生産者がニラの中にスイセンを混ぜて出荷してしまい、それを食べた市内の女性が食中毒になってしまったり、ホームセンターのカインズが売り出していたパンクをしない自転車が、パンクをしない代わりに車輪の外れる不具合が多発したために回収騒ぎを起こしていたり、東京メトロ線で電車の車体に落書きをしていたと思われる容疑者がまた来日してそこで逮捕されてしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは大学の入試に関する話題です。内規での決まりを忠実に実行しただけのようですが、公表されていないルールでの合格取り消しはちょっとあんまりだと思います、ええ。

　公立大学法人九州歯科大学が今年度の一般入試の追加合格者について、保護者に３０分間連絡がつかなかったため辞退者と見なしていた事が分かりました。

　大学によると、歯学部口腔（こうくう）保健学科の一般入試で３月８日の合格発表後に３人が辞退したため、同月２８日に不合格者の中から成績上位の３人を追加合格とする事にしたのだそうです。

　その内の２人には電話連絡がついたのですが、残りの１人とは連絡先として届け出があった保護者の携帯電話に２回電話しても繋がらなかったのだとか。

　追加合格について「複数回電話をしても３０分間繋がらない場合は入学辞退とみなす」との内規があり、３０分が経過した後、大学は合格辞退と判断。次点の受験生を追加合格としました。

　ですが、辞退と見なした受験生の保護者から、最初の電話から約１時間後に折り返しの電話があったのだそうです。それで大学が入学辞退と見なしたと説明すると、保護者から抗議を受けたのだとか。

　そこで同日中に学内で対応を検討し、「丁寧さを欠いた」として入学辞退の判断を取り消し、追加合格を認めたのだそうです。

　募集要項には、追加合格について３月２８～３１日に電話連絡するとの説明がありますが、入学辞退の内規についての記載はしていませんでした。

　大学は今後、募集要項の記載や内規のあり方について見直しを検討するそうです。

　これは大学の対応がまずかったですね。いくら内規でそう決まっているからってそれを公表していなかったら、そんな決まりは外部の人にとってはないも同然です。そのないはずのルールで人生の大事なイベントを不意にしたってそりゃ保護者も怒りますわ。

　大体、３０分で繋がらない場合は入学辞退って、ラジオの抽選プレゼント通知的なアレじゃないんだから。ちょっと余裕がなさすぎなんじゃないですかね。電話なんてすぐ出られるとも限らないものですし。

　この大学側の対応、自分達の都合しか考えていない事が丸分かりですヨ。

　もしかしたら今までにもそれが理由で合格が取り消しになった事例があったりするのかも知れません。やっぱり声は上げないといけませんね。この記事のネットコメントでも大学側を非難するものが多かったです。

　本当、今後はこのルールも変わっていって欲しいものですね。