ペロッ、これは青酸カリ!

 昨日の寒さから一転、今日の地元はまた暖かく穏やかな一日となりました。室温も執筆時で16℃です。静かで落ち着いた朝でしたよ(執筆時はお昼ですが)。

 私、ココ最近は口内炎と縁がなかったのですが、最近ちょっとやばい兆候が現れてきました。この兆候が現れると近日中に確実に口内炎になっちゃうんですよね。間違いない。またあの苦痛の日々が始まると思うとちょっと憂鬱です。はぁぁ……。


 さて、昨日は、大坂なおみ選手が日本人初の全豪シングルス優勝で世界1位の栄冠に輝いたり、長崎の障害者の施設で職員が入所者下着で悪ふざけなどの虐待をしていた事が発覚したり、熊本と岩手で比較的大規模な地震が発生したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは少々不可解な事件の話題です。色んな要素が混ざり込んでいるのは、わざとそうして真実に辿り着きにくくさせる工作なのでしょうか?


 1月25日(※執筆時)、毎日新聞東京本社や都内の製薬会社6社に、白い粉末と脅迫文が入った封筒が送られていた事が分かりました。粉末は猛毒のシアン化カリウム(青酸カリ)の疑いがあるそうです。

 同庁はさらに詳しく鑑定すると共に、脅迫文の文面などから同一犯の可能性が高いとみて、恐喝未遂などの疑いで捜査を始めているそうです。


 捜査1課によると、封筒は7社に25日に届き、いずれも5センチ四方のポリ袋に入った白い粉末と脅迫文が同封されていました。粉末の簡易鑑定で、青酸カリとの結果が出たそうです。


 脅迫文はいずれもパソコンで打たれたA4の紙1枚で、「青酸カリを入れた偽物の薬を流通させる。2月22日までに3500万ウォンをビットコインで払わないと悲劇が起こる」などと記載されていたのだとか。


 差出人はそれぞれ、「麻原彰晃」らオウム真理教元幹部や暴力団幹部、政治家らの名前で、住所は東京拘置所や刑務所などだったそうです。

 脅迫文には死刑が執行されたオウム真理教元幹部について「冥福を祈ります」などとも書かれていたのだとか。

 実は、昨年の1月にも今回の会社を含む複数の製薬会社に同様の脅迫文が送られていたそうです。


 えーと、話を整理しますね。この脅迫事件、結局は金を払えって事ですよね。それを電子マネーで払えまでは分かります。

 でも何故円ではなくウォン? 3500万ウォンって日本円では350万円くらいです。製薬会社を脅迫するにしては金額が少ないんじゃない? 

 後、そこにオウム関係者を匂わす記述。オウム真理教が北朝鮮やロシアと縁が深い事は知ってましたけど、韓国とも何か関係があったのでしょうか?


 この脅迫事件、その後の追加情報で製薬会社の札幌支店や大阪の会社にも届いていた事が判明しています。どうやら日本各地にばらまいているようなんですよね。アクティブな犯罪者だこと。


 この事件、ある事件の手口と似ている気がしてきました。それはお菓子会社を震撼させたグリコ・森永事件です。あの事件は未解決に終わってしまいましたけど、事件そのものは隠れ蓑で実は株価の操作が目的だったとも言われていますし、背後に韓国の影がちらついていたと言う噂もあります。


 だからこその脅迫金額なのかも知れません。オウム幹部の名前を出したのはただの工作のような気がします。ウォンでの電子マネーの指示も真実の目的を隠す意図を感じます。不気味ですよね。


 この脅迫に応じなかったら多分グリコ・森永事件のように実行者が薬局に青酸カリ入りの薬を混ぜに現れる事になるのかも知れません。今回もキツネ目だったりするでしょうか。


 何とも不可解なこの事件ですが、ここは日本の警察の総力をあげて是非とも問題を解決、犯人を逮捕して欲しいと思います。少なくとも脅迫状を送った人くらいには辿り着いて欲しいなぁ。

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