やっと……家に……つい……

 今日(※執筆時)も地元は穏やかないいお天気です。室温は執筆時で17℃。うん、暖房器具いらんよね。瀬戸内地方に住んでいて良かった。有り難やぁ~。


 最近本当に執筆パワーが足りなくて困っています。どうすればこのパワーは溜まってくれるのでしょうね。今のままだとストックがなくなってしまいます。ストレッチしたら溜まったりしないかな(汗)。

 既存作のストックは減るばかりなのに、何故だか新作のネタは次々思いつくんですよねぇ……はぁ……(遠い目)。


 さて、昨日は、愛知で盗難車をパトカーが追跡するものの、計63台投入して結局取り逃がしてしまったり、東京の都立町田総合高校で教師が生徒に暴行を振るう動画が拡散されて賛否両論で話題になっていたり、石川で79歳の妻に油をかけて火をつけて殺害しようとした80歳の夫が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、厳しい冬の北の大地で、大自然の猛威の前に命の火を消されてしまった人の話題です。試される大地はこの冬も多くの人々を試しているようですね……。


 1月17日(※執筆時)の午後10時25分頃、北海道当別町の古市栄治さん(66)の自宅玄関の数十センチ手前で古市さんが倒れているのを警察官が見つけました。その後、古市さんは搬送先の病院で低体温症による凍死と確認されたそうです。

 当時、現場付近は吹雪で視界が遮られる「ホワイトアウト」状態で、古市さんは玄関前まで辿り着きながら、そこで力尽きたとみられています。側には玄関の鍵が落ちていたのだとか。


 当別町は札幌市の北側にあり、札幌管区気象台によると、当時の当別町内の気温は不明ですが、隣接する石狩市は氷点下11.2℃にまで冷え込んでいたそうです。


 道警札幌北署によると、同日の午後4時20分頃、古川さんから「車が雪山に突っ込んだ」と110番があったのだとか。その時は「自力で脱出出来る」とも語ったそうなのですが、その後、連絡が途絶えてしまったのだそうです。

 署員が捜したところ、午後10時過ぎに自宅から約120メートルの路上で雪山に突っ込んだ車を発見。車内にいなかったので自宅に向かうと、そこで古市さんが倒れていたのだとか。


 古市さんは1人暮らし。運転中にホワイトアウトで視界が利かず、雪山に数回突っ込んだ後、車を置いて徒歩で自宅に向かっていたとみられています。


 苦労して何とか家まで辿り着いたのに、後もう少しだったのに……希望が見えたところで亡くなってしまうだなんて。本当にお気の毒様です。冬の北海道では時折こう言う寒さ故の悲劇が発生しますよね。長年暮らしてきた地元の人でも翻弄されてしまう。大変な土地だと思います。

 場所にもよるでしょうけど、私なんて多分一冬も越せない事でしょう。


 私、ホワイトアウトなんて経験した事もないですよ。もし同じ状況になったら、落ち着くまで車から出られないと思います。雪が積もった場合、車内にいる方が危険だったりもしますし、判断の難しいところですよね。


 古市さんの場合、もしかしたら今までにも似たような事があって、その時は何とか無事に生き延びた経験があったのかも知れません。それが成功体験になってしまって、今回の悲劇が起こってしまったのかも。いつも生還出来るとは限らない。災害に遭遇した時は油断禁物ですね。


 まだまだ冬はこれからが本番です。北国にお住まいの皆さんには、どうかこれからも発生するであろう冬の災害に負けないで無事に乗り越えていって欲しいと思います。

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