コラッ! 何やっとる! 罰として掃除ばっかり3ヶ月半だ!

 秋が深まってまいりましたね。天高く馬肥ゆる秋と申しますが、私、秋より春が好きです。何故かと言うと、春は段々暖かくなりますが、秋は逆に段々寒くなるから。


 今日(※執筆時)なんて曇っているからなのもありますけど、執筆時の室温が22.5℃ですよ。いつの間にかかなり気温が上がらなくなっております。これからどんどん寒くなる……お前ら! 毛布2枚で冬が越せるかっ!(オネアミスの翼)。と、そう言う気持ちにもなってきます(謎)。

 気がつけばイチョウもかなり黄色く染まっておりました。もうすぐ11月ですものね。時の流れは早いなぁ……。


 さて、昨日は、福岡の砂防施設の底に転落して脱出出来なくなっていたイノシシの救出が無事に成功したり、滋賀で出会い系サイトを使って勤務時間中も不倫を楽しんでいた県警の男性警部が懲戒処分を受けていたり、財務省と国税庁がホームページ上に掲載していた障害者向けの非常勤職員募集の応募条件が差別的と言う抗議を受けて該当部分を削除していたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはちょっと行き過ぎた部活の監督の指導の話題です。今の時代、ルール違反を犯した子供への対応もしっかり考えないといけませんね。


 昨年(※執筆時)、大阪府高槻市の私立金光大阪高校でサッカー部監督の男性教諭(55)が部員の男子生徒に対し、懲戒名目で約3カ月半に渡って部活動の時間中に掃除をさせていた事が分かりました。その間、生徒は練習に参加出来なかったのだそうです。

 清掃は長い時で1日10時間を超えた事もあり、校長は「行き過ぎた指導」と認め、清掃による指導をやめたのだとか。教諭は今年7月19日付で訓告処分を受けたそうです。


 同校によると、教諭は2017年3月末、他部の生徒とけんかしたとして、男子生徒に部の練習時間中に掃除をするよう命じたのだそうです。期間は示さず、校内のトイレや部室の清掃、学校敷地内の落ち葉拾いなどをさせたのだとか。

 1カ月後、さらに生徒が遠征先に携帯電話を持ち込んだ事がルール違反だとして、7月下旬まで清掃を続けさせました。その期間中、生徒は練習に参加出来なかったのだとか。


 清掃は平日で約3時間。生徒が教諭の指示で書いた日誌には、昨年6月18日の日曜日に10時間半掃除した記録と、教諭が内容を了承した旨のサインがありました。


 今年7月、生徒の保護者からの抗議で学校が問題を把握したのだとか。清掃を命じられる事は部内で「掃除部行き」と呼ばれ、常態化していたのだそうです。

 西村公延まさのぶ校長は「長時間にわたる清掃は行き過ぎた指導で、体罰になるかも知れない」とコメント。再発防止のために研修などを開いたのだそうです。


 監督、掃除をさせスギィ! 体育会系の監督の生徒への罰としての掃除はよくある話ですけど、これは度が過ぎていますよね。掃除期間中は掃除しかしていないじゃないですか。普通は練習をした後に掃除させるとかじゃないですかね。ちょっとこれは目を疑います。


 こう言う行き過ぎ事例が発覚した場合、監督は事情を知らなかったとして難を逃れようとするパターンもありますけど、この事例の場合は監督がしっかり認識していますからね。10時間半の清掃も指導の一環だと信じていたのでしょう。


 生徒も生徒で退部せずによく続けましたよね。ルール違反を重ねて行ってしまってはいますが、かなりの根性の持ち主とも言えます。それだけサッカーをしたかったのでしょうね。


 この件についてネットコメントは賛否両論です。生徒が悪いだとか教師が悪いだとか。個人的に言えば罰は仕方ないけどやりすぎと言う立場かな。

 大きな騒ぎになったのでもうこんな行き過ぎた指導は行われない事と思われます。今後は適切な指導を行って、次は試合の成果の方で話題になるといいですよね。

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