偽物を売ったけど騙したつもりはなかった? 何を言ってるのか分かりませんね

 今朝は台風の影響を受けて空は曇って風もそれなりにあり、パラッとお湿り程度の雨も降ったのですが、気が付くとすっかり晴れてしまい、また暑くなってしまいました。うーん、残念。

 晴れてもいいから気温はもうちょっと抑えてちょーよ……。


 昨日の甲子園の決勝戦、実力差がはっきり出た試合になってしまいましたね。審判の判定がおかしかった説もありますけど、もう終わったことをグチグチ言っても仕方ありません。いい思い出に致しましょ。

 それと金足農関連の話題で、今(※執筆時)この野球部関連のグッズがメルカリに大量出品されているのだそうです。むむ、これは詐欺の匂いがプンプンしますぞ。皆さんもネットオークションを利用する時は悪質な詐欺に引っかかりませんように。


 さて、昨日は、理研などがスパコンの京の後継機種のCPUの開発に成功したと言う発表があったり、佐賀で市道を後退していたトラックが近所の4才児を誤って轢き殺してしまったり、宮崎で同県町議がご当地ヒーローの裏側をネットでお気楽に投稿してしまいちょっとした騒ぎになってしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは言い訳の癖が強い詐欺の話題です。私も色んなニュースを見てきましたけど、こんな酷い言い訳、初めて目にしましたよ……(汗)。


 8月21日(※執筆時)、三重県警は高級ウイスキーの偽物を販売したとして、共に古物店員の根本武明容疑者(29)と笹川裕容疑者(26)を商標法違反と詐欺の疑いで逮捕しました。2人は容疑を一部否認しているそうです。


 県警によると2人の逮捕容疑は、2017年6~7月頃、フリーマーケットアプリで偽の「サントリーウイスキー響30年」を出品し、仙台市の男性に4回に分けて計5本を売って計99万円を騙し取り、サントリーホールディングスの商標権を侵害したと言うもの。箱や瓶は本物を使っていたものの、肝心の中身は他のウイスキーだったのだとか。


 根本容疑者は「偽物を売った事に間違いはないが、売った時には偽物とは知らなかった」、笹川容疑者は「偽物と知った上で売った事に間違いはないが、人を騙そうと言う意思はなかった」と供述しているそうです。


 県警によると、正規品の定価は1本12万5千円。インターネット上では40万~50万円で取引されているとの事。2人は仙台市の男性に19万~20万円で販売していたのだそうです。

 ほぼ同時期に三重県四日市市の男性が根本容疑者らから容疑と同じ商品を購入後返品し、警察に相談していたのだとか。


 うん、根本容疑者の「売った時に偽物とは知らなかった」これはまだ理解出来ます。共犯者が売り物が偽物だと言う事をバラしてなかったのでしょう。分担上は販売を担当していて、モノの出処についてはノータッチだった可能性もありますからね。


 ただし、笹川容疑者! テメーはダメだ! 「偽物を売ったが騙したつもりはなかった」じゃあ何かい? 出品した時に明記していたのかい?「これは響の容器を使っていますが、中身は別のウイスキーです」と明記をしていたならその言い訳は通るけれども。実際、そう明記して19~20万で売れたらすごいわ。そんなの誰も買わんでしょ。


 お高いウイスキーって特別な時に飲むものだから普段は大切に保管しますよね。それを狙った悪質な詐欺ですよコレ。稚拙な言い訳で誤魔化せると思ったら大間違いやで。やっぱネットフリマって危険が多いわ。怖っ。


 物には相場があります。その相場からズレた価格のものは気をつけないといけません。って、この鉄則、昔から言われている事なんですけどね。

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