何も言わなかったって事は了承を得たって事なんだよっ!

 気がつけばこのニュースエッセイも553話ですな。目指せ555話! ネタがニュースだから毎日書けるのは嬉しいな。

 ただ、当初の目的だった間抜けニュースが毎日引っかかるとは限らないんですけどね。出来れば、読んでアホだなーって笑えるニュースばかり取り上げたいものです。


 昨日は何故か動物関係の話題が多く引っかかりました。まずは大阪でサシバと呼ばれる野生の猛禽類の数が減っているって言う話題。次は猫の島で話題になった青島のネコ全頭に不妊手術をすると言う話題。最後は愛知で環境の変化で見られなくなっていたツバメのねぐらが復活したと言う話題。

 絶滅の危機のサシバと、緩やかに絶滅の道を辿らされるネコと、環境の改善で数が増えたツバメ……色々と考えさせられますね。


 さて、昨日は、長崎のフィットネスクラブで女性が刺されて知人の男性が出頭していたり、東京の立川に野生の鹿が出没して警察が確保したり、ポルトガルの美術館で美術作品として作った深さ2.5メートルの真っ黒な穴に来館していた男性が落ちて怪我をしたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、昨日に引き続いて言い訳の癖の強い人の話題です。その言い訳が世間に通じるのかと言う事を考えて言い訳はして欲しいですね。そう言う常識があったら事件なんて起こさないのでしょうけど……。


 8月22日(※執筆時)東京メトロの男性役員がプロ野球埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドームで、ファンサービス中の山川穂高内野手からタオルを無断で引き抜いていた事が分かりました。これは同社が明らかにしたもので、22日付で男性役員を減給20%(1カ月)にしたそうです。


 同社によると、役員は7月31日に業務外で試合を観戦していました。試合後、ハイタッチをするファンサービスのため山川選手が近くを通り掛かった際、首に掛けていたタオルをいきなり引き抜いたのだとか。


 近くにいた別のファンがこの様子を撮影し、ネットに公開。これを見た役員は8月1日、球団事務所を訪れ、謝罪するとともにタオルを返却し、6日には東京メトロにも報告したのだそうです。


 役員は「山川選手に何度も呼び掛けた上、タオルを引き抜いても反応がなかったので、了承を得たと思った」と話しているのだとか。 


 この人は厄介なファンだったのですね。常識があればこんな事はしませんよ。人が肩にかけていたタオルを勝手に引き抜くだなんて。 普通は相手に了承を得て、それから本人からタオルを渡されると言う流れになるはず。勝手に取った時点で窃盗です。このメトロの処分は甘いとしか言いようがありまえん。タオルを返却すればいいと言うものではないでしょう。もし行為が撮影されていなかったらずっと黙っていたのでしょうか? 証拠が残っていて良かったです。


 有名人ともなると、隙を見ては盗撮されたりサイン攻めにあったりと、有名税だからと言う言葉では済まされない行為に遭遇したりするものです。特にスポーツ選手は日々のメンタル管理も重要だから厄介ファンには日々困っている事でしょうね。人気商売の側面もあるからひどい対応も出来ないし。大変だなぁ。


 常識のない人が鉄道関係者と言うのもまた困った話ですよね。仕事は真面目なのかも知れませんけど……。この件で東京メトロのイメージも下がっちゃいましたし、本当に残念です。

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