給食を安く上げるのになりふり構ってられなかったんだよ……
今朝(※執筆時)は台風の影響もあるのでしょうか、まだ30℃を超えてません。空も曇ってますし、このまま暑くならないと有り難いのですが……。
台風も進路がずれて日本に上陸しなさそうで何よりでしたよね。スピードが遅いのが少し気がかりですが、どうか大きな被害が発生しませんように。
熱中症関連の話題ですが、大阪で全私立幼稚園にエアコン設置をするようにしたり、京都で街路樹や緑化用植物が猛暑の影響で枯れてしまったり、群馬で生後八ヶ月の子供を車内に置き去りにして熱中症で死亡させてしまったりと、昨日は割と話題がありました。最後の話題は残念ですよね……。
さて、昨日は、中国で実写版くまのプーさんが上映禁止になったり、北海道で休暇中のおまわりさんが女性グループの前で下半身を露出させて逮捕されたり、山形で過去4年間の間に公立高校などの入試で、全52校の内47校計1140人分の答案から計1202件の採点ミスが見つかったりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるには給食の内部事情についての話題です。安全性より安さを取った業者の行為が明るみになりました。
学校給食向けの食材会社「由起食品」が、冷蔵保存用に設定された賞味期限が切れた冷凍保存の鶏肉を、3年以上前から都内の小中学校に格安で出荷していた事が分かりました。一部は賞味期限を最長4カ月過ぎていた疑いもあります。
消費者庁は保存方法が変わるなどした場合は改めて期限を設定するよう求めていますが、今回は未設定で、「取り扱いが不適切」としています。
由起食品によると、川崎市の食品会社から冷蔵用で販売予定だったが余って冷凍した鶏肉を購入。その時点で冷蔵用に設定した賞味期限を過ぎた肉もあり、仕入れ価格は1キロ300円と通常の半分以下だったそうです。
学校には解凍して出荷し、通常販売する鶏肉より4割ほど安い1キロ700円で売っていたのだとか。
消費者庁は2015年3月、食品表示法に関連し、冷蔵から冷凍など食品の保存状況が変われば、改めて賞味期限を科学的・合理的に設定するよう求める趣旨の通知を出しています。
同社関係者は「冷蔵用の賞味期限を3~4カ月過ぎた鶏肉を出荷する事もあった」と証言。消費者庁の担当者は「賞味期限切れの疑いが強く、不適切。把握すればやめるように指導する」と話しています。
食品の管理を統括する同社の担当者は、学校側からより安い商品を求められ、それに応えようと販売したと説明し、「密閉されている状態の肉を凍らせているので、品質的には問題ないと思い、(消費者庁の通知については)認識不足だった」とコメントしています。
この肉を使用した事で食べた子供に健康上の不具合が出た事例がなかったのなら、取り敢えずは何よりな話題ではありますよね。多少賞味期限が切れても意外と何もならないものなのかも知れません。今までが幸運だっただけなのかもですが。
給食ってコストをかけられないじゃないですか。だから価格には厳しい注文も飛ぶ訳で、業者としても苦渋の選択だったのかも知れません。冷凍しているから大丈夫だろうと言う認識ですよね。
実際、売れ残った食材が格安で売られていると言う事は、他でもそう言う再利用がなされていると言う事でもあります。安い外食の食材とかにそう言うのが使われている場合もあるのでしょうね。安さは安全とトレードオフですな。
外食の場合はそれを自分が選んでいる部分はありますし、給食と一緒にしてはいけないでしょう。子供達が食べるものは安全であって欲しいものです。それを考えると今回の事例はバレた時点で期限切れ肉の仕様を即刻中止でお願いしたいところですよね。
どうにか代わりの食材で何とかやりくりして欲しいなあ。
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