スキマニュース日記

この夏は鹿も暑いでシカし！

　関東では台風が近付いてきていて大変ですが(※執筆時)、地元は相変わらず平和にのんきに晴れております。現在の室温は３２℃。もうこの時間に３０℃超えていても何も感じません。まだ過ごしやすいと感じるくらいです。風が吹いていないのがちょっと残念と言えば残念ですね。

　熱中症関連の話題ですが、文部科学省が夏休みの延長を検討しているのだとか。この暑さですものねぇ。ただ、土日も休みなのにこれ以上は何を削るのでしょう。しっかり検討して、いい落とし所を見つけて欲しいと思います。

　さて、昨日は、入試の不正操作の件で東京医科大学が文部科学省に調査結果を報告したり、岡山で水上バイクを駆使して多くの人を救った男性に感謝状が送られたり、大阪で民家の強盗が押し入り、保管していた現金約１０００万円が奪われたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはこの暑さ関連の話題です。暑いと感じるのは人間ばかりじゃないですよね。他の生き物もこの暑さに参っているようです。

　８月５日(※執筆時)、京都府舞鶴市の竜宮浜海水浴場で、海に浸かる雄の鹿が現れました。この日の市内の最高気温は３６.２℃。専門家によると、鹿は水辺で涼んでいたとみられています。

　大阪市旭区から家族と友人ら７人で海水浴に来ていた井上さんは午後２時頃、浜辺で遊んでいると「きゃーっ」という悲鳴を聞いたそうです。声のした方向を見ると、数メートル先の海中に体長１メートル超の鹿がいたのだとか。

　海に浸かっていた鹿はのんびり。静かに歩き、立ち止まったのだそうです。それを目にした海水浴客達はこの珍客に驚いてちょっとした騒ぎに。海に浸かっていたのは時間にして数分間程度だったのだとか。

　この鹿ですが、興味を持った子供達が近付こうとすると、砂を蹴り上げて山に入っていったのだそうです。井上さんは「本当にびっくり。気持ち良さそうだった」と話しています。

　奈良の鹿愛護会事務局長の蘆村（あしむら）好高さんは「鹿は暑いと川に入るので、同じように海に浸かったのだろう」と説明。関西野生生物研究所によると、鹿は泳ぎが上手く、島と島の間を泳ぐ事もあるとの事です。

　鹿だって暑いねん。こんなに連日暑い日々が続いたらそら涼みたくもなるやろ。どうか優しく見守ってあげて欲しかったわ。子供は好奇心の塊だからそれも出来んかったのかもやけど……。

　鹿だから危険もなかったですけど、同じく泳ぎが得意で結構危険な猪が涼みに来ていなくて良かったですよね。猪だったらきっと海水浴場は結構なパニックになっていた事でしょう。下手したら怪我人が出てしまっていたかも。

　……猪が海で涼むかどうかは分かりませんけど。

　鹿も今度は人のいない海で涼んで欲しいですね。そう言う場所はきっとありますから。それで海で鹿を見かけても遠くで写真を撮るくらいにして優しく見守って欲しいと思います。早くこの暑さが落ち着いて欲しいものですね。