この旅行は大分前から計画を立てていたんだよね~楽しみだなぁ~
地元は台風一過(※執筆時)、蒸し暑く曇っております。執筆時の室温は32℃。湿度が上がったおかげでこの温度でも蒸し蒸しとしております。あぁ、これが本来の日本の夏だったよなって感じですねぇ……(汗)。
そんな訳で台風12号は日本を蹂躙して去った訳ですが、かなりの爪痕を残しましたね。奈良ではアパートの屋根を引っ剥がし、神奈川ではパトカーを高波で流し、三重では大規模な停電を発生させ、静岡では熱海のホテルの大型ガラスを割って怪我人を発生ました。振り返ってみると12号は雨より風の被害の大きい台風でしたね。
さて、昨日は、インドネシアのリゾート地でM6.4の地震が発生し14名の死者を出してしまったり、埼玉で飲酒運転で人をひき逃げして殺した小学校教頭が逮捕されたり、滋賀で医者が未経験なのに手術をさせようとしていた病院を相手取って患者側が民事訴訟を起こす事が判明したりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、あの豪雨被害のその時に起こった無責任な人々の話題です。あの時は与党も野党も酒盛りしていた話題でネットが大騒ぎでしたが、当事者の県幹部職員もあの大雨をあまり深刻には捉えていなかったのですね。
7月28日(※執筆時)、西日本豪雨で各地に甚大な被害が出た7月上旬、高知市の幹部職員7人が競馬観戦などのため、北海道函館市へ旅行していた事が分かりました。出発時、高知市では災害対策本部が設置されており、参加者の内、教育長と総務部長は同本部の意思決定会議のメンバーでした。
高知市などによると、旅行していたのは教育長、総務部長のほか副部長級4人、課長級1人の計7人。趣味の競馬を通じた集まりで7月7~9日、函館市内の競馬場で観戦したり、市内を観光したりしたそうです。この旅行は数カ月前から計画されていたのだとか。
高知市は台風7号の接近と通過後の大雨に伴い、同4日に災害対策本部を設置。6日朝には市東部に「避難準備・高齢者等避難開始」が発令され、避難所も開設されています。
その後、一旦雨は弱まり、対策本部は縮小されましたが、7日に再び強まり、態勢を強化。8日には高知県西部に大雨特別警報が発表されていました。
総務部長と総務部副部長は旅行から戻った後、副市長から厳重注意を受けたとの事です。
厳重注意で済むんかーい! と、ますはツッコミを。これを甘いと取るか、田舎らしい大らかさと取るかですね。ただ、もし高知で甚大な被害が発生していたなら、厳重注意だけは済まされなかった事でしょう。本当、大きな災害が発生しなくて何よりです。
ネットコメントを読むと賛否両論でした。そもそも、この旅行を止めなかった方も止めなかった方だと言う意見に私も思わず納得です。ある意味黙認ですものね。そりゃ厳重注意以上の処分も出来ませんわ。
何ヶ月も前から入念に準備していた以上、よほどの事がない限り旅行は中止はしたくない、その気持も分からなくはありません。あの豪雨もちょっとした悪天候くらいの意識だったのでしょう。私だって実際に雨が降るまではそう思っていましたもの。
ただ、災害対策本部の意思決定評議会のメンバーに選ばれた人物が、迫りくる災害に対して趣味を優先と言うのは残念に思います。そこは住民重視であって欲しかったなぁ……。
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