ええ、歩くのは健康にいいですから!

 今日(※執筆時)も室温は20℃前後と気温はいい感じです。落ち着いて、風もなくて。

 春先って春一番を除いても結構突風の吹く季節なのでしょうか? 先日も新潟で竜巻が発生したのだとか。地元でも先日はやたら強い風が吹き荒れて桜の花びらを強引に散らしてしまいましたし。


 強風と言うと晩秋から冬のイメージが強いですが、春の風も侮れませんね。そう言えば春の嵐って言葉もありましたっけ。


 さて、昨日は埼玉の西武学園文理中学・高校の敷地で午前3時に火災が発生して部室が全焼したり、愛媛の松山刑務所大井造船作業場で作業をしていた受刑者が脱走したり、愛知で老夫婦の住む家の81歳の奥さんが死亡していたのが発覚したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは老いてますます元気な泥棒の話題です。この交通機関が発達した現代において、徒歩を重視したその戦略は確かにいい考えだったのかも知れません。


 4月9日(※執筆時)、大阪府警南署などは数十キロを歩いて侵入先を物色し、空き巣を繰り返していたとして、窃盗などの容疑で住居不定無職、亀谷正弘容疑者(66)を逮捕、追送検しました。

 容疑者は容疑を認め、「職務質問を避けるため自転車などは使わず、空き巣が成功するまで歩き続けた」と供述しています。最長で大阪市内から神戸市内を約40キロ、1日がかりで歩いていたのだとか。


 逮捕、追送検容疑は昨年10月~今年1月、大阪府や兵庫県のマンションに計22回侵入し、現金や貴金属、計203万円相当を盗んだ疑いです。


 同署によると、亀谷容疑者は大阪・ミナミのカプセルホテルなどを拠点に、徒歩で週2、3回、直線距離で10~30キロ離れた大阪府北部や神戸市周辺まで出掛け、侵入先を物色。古いマンションを狙い、1戸ずつ無施錠の窓や合鍵の隠し場所を探していたのだとか。空き巣が成功すると、電車でホテルに戻っていたのだそうです。


 亀谷容疑者は偽名を使って盗品を売却しており、府警の捜査員が同じ偽名でホテルに宿泊する男を発見。10時間以上歩いて追跡し、兵庫県西宮市のマンションから出てきた同容疑者を逮捕したのだとか。


 1日で40キロを歩くって相当な健脚ですよ。きっと健康だったに違いありません。昔の人ならそのペースで旅をしていたらしいですが、今そこまで歩く人は滅多にいませんよね。66歳と言う年齢からしても大したものだなあと感心してしまいます。


 そうしてこの犯人を捕まえた捜査員も中々の健脚だった御様子。10時間以上歩いて追跡とか流石の執念とお見受けしました。きっと何度も煮え湯を飲まされてきたのでしょうねぇ。天晴です。お疲れ様でした。


 大阪や神戸って結構都会のイメージがありますけど、古いマンションなどに焦点を絞ると、結構防犯意識の低い人もまだまだいるみたいですね。多分、昔の水と安全がただだった時代から意識の変わっていない人も多かったりするのでしょう。

 家に貴重品がある以上は施錠は常識です。常にその意識を持って欲しいものですね。

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