スキマニュース日記

こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か ２

　今日(※執筆時)はちょっと寒さも和らぎました。これは地元の話で、豪雪地帯の人は本当に大変ですよね。話題の福井ですが、その雪の規模が想像を絶します。道路を走っていた車が路上で立ち往生になるとか……大自然災害ですよね。

　こう言う災害時に人の本当の姿が現れるもので、立ち往生しているドライバーに無償で食べ物を届けた餃子の王将や山崎パンの英断に心がほっこりしました。人情はまだ残っていたよ。日本まだ捨てたものじゃなかった。

　さて、昨日は山形のある裁判で裁判員が集まらずに公判が延期になっていたり、愛知県で他社の顧客のガス栓を閉めて営業妨害したとしてガス会社の経営者が逮捕されたり、台湾でＭ６の地震が発生して大きな被害が発生していたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはネガティブな社員がやらかした人騒がせな騒動についての話題です。多分会社に恨みがあったのでしょうけど、無関係な人にまで迷惑をかけちゃいかんですよ。

　２月７日(※執筆時)、警視庁サイバー犯罪対策課は勤務先のパソコンに自作のウイルスを感染させたなどとして、東京都葛飾区の中農康祐被告（３７）＝建造物侵入罪で起訴＝を不正指令電磁的記録作成・同供用容疑で逮捕しました。

　中農容疑者が作成したウイルスの中には、キーボードで文字を入力した際に「呪」や「恨」という漢字を勝手に表示させるものもあったのだそうです。

　逮捕容疑は昨年１２月３日に勤務先だった東京都港区の印刷会社店舗に侵入し、そこでパソコンを自作のウイルスに感染させたと言うもの。「データは入れたが、ウイルスの作成はしていない」と一部容疑を否認しているのだとか。

　同課によると、同容疑者は画像編集ソフトを強制終了させるウイルスの他、「呪いウイルス」も作成し、感染させていました。このウイルスに感染すると文書を作成する際、「呪」「恨」「怨」「憎」の文字が３～７分に１回、ランダムに表示される症状が出たと言います。

　ウィルスの発生を不審に思った会社側が防犯カメラで監視していたところ、１２月１０日に中農容疑者が店に不法侵入する姿が見つかり、現行犯逮捕されました。同課は異動への不満などが動機だったとみて追及しています。

　迷惑ですねぇ。そして悪趣味です。しかも一回仕込んだだけでは飽き足らず何度も侵入して犯行を重ねようとする執念深さ、そりゃ捕まりますわ。監視カメラの存在に気付いていなかったみたいですし。何だかなぁ。

　最初に呪いの言葉を目にした人はむっちゃ驚いた事でしょうね。人為的なもので良かったですよほんと。ウィルスと言うより手の込んだイタズラみたいですよね。ネタが分かっていれば怖くも何ともなくても、それが分からない内はちょっとしたパニックになったのではないでしょうか？　私なら大声を上げる自信があります。

　例え不満を持ったとしても、もっと正当な方法でそれを訴えるべきだったと思います。そうすれば方法によっては何かが変わったかも知れません。

　感情に任せての暴走は後が悲惨ですよね。何か行動を起こす時はまずは深呼吸して落ち着いて、後先を考えて行動して欲しいものです。