スキマニュース日記

ペロッ！ これは……っ

　今日(※執筆時)も冬らしい寒さでしたね。昨夜は月食の時に見られなかったお月様の光が窓から射して幻想的ですらありました。満月に近い状態なので結構強い光を放っておりましたね。この鮮明さがこの間の月食の時にあればっ……。

　そう言えば日本のマスコミが大騒ぎしない中国近海で起こったタンカーの原油流出事故、みなさんはご存知でしょうか？　その原油が海流の流れに乗って日本の近海に届き始めているのだそうです。事故発生当初に原油の流出を止める処置が出来なかったために海が汚染されまくっているのだとか。事故発生当時に流出を止めるのに日本も協力を申し出たのですが、中国側が拒否したらしいですよ。実に愚かな選択ですよね。

　協力を申し出たのに拒否と言うと、数年前の韓国のフェリー事故を思い起こさせます。おかしいのこの事故をマスコミは全く大きく報道していない事です。私はテレビを見ないのでテレビの方は分かりませんが、常にチェックしているネットニュースでは全く話題になっていません。これ、おかしくないですか？　国際ニュースでも取り上げられていないんです、不自然なほどに。やっぱり中国が絡んでいるからなんでしょうねぇ。

　私はこの事故を井口博士のブログで知ったのですが、それが１月２９日ですよ。日本で他の人が多く騒ぎ始めたのが２月に入ってから。こうして大きな騒ぎになり始めているのにもかかわらず、何故か日本のマスコミがこれを報じている気配なし。

　海外ネットニュースが日本語化されたので話題になり始めたのでしょう。日本の漁業関係のダメージが大きいのにどうしてこのニュースを報じないのやら……。いつまでもモリカケや不倫を追いかけている場合じゃないでしょ、マスコミ各社のみなさん。

　さて、昨日は大阪でバカラ賭博をさせた容疑でバカラ賭博店が摘発され経営者が逮捕されたり、兵庫県で生後五ヶ月の赤ちゃんが誘拐され会社員の少年が逮捕されたり、長野県の諏訪湖で５年ぶりに御神渡りが出現したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはとんでもない量の毒物が忽然と消えたと言う何とも物騒な話題です。どうか早く事件が収束に向かう事を願うばかかりです。

　１月３１日(※執筆時)、北九州市は小倉北区の化学薬品卸業者からシアン化ナトリウム（青酸ソーダ）１キロがなくなったと発表しました。５千人分の致死量に相当し、紛失または盗難とみられているそうです。

　市によると、紛失したのはコタベの小倉営業所。３１日午前１０時頃、営業所内で５００グラム入り容器２本がなくなっているのに従業員が気付き、市保健所に報告しました。シアン化ナトリウムは専用の倉庫で保管しており、業者側の説明では３０日朝の確認では異常がなかったのだそうです。倉庫は施錠されていました。

　１日に市保健所は同社に立ち入り検査をしましたが、保管について法律上の不備などはなかったようです。今(※執筆時)のところ、これが紛失か盗難かは不明なのだとか。

　これは怖いですよね。何せ致死量５０００人分ですから。しっかり施錠しているのに消えてしまっている事から、これが人為的な盗難であるなら内部犯の可能性が高まります。

　こう言う危険毒物の保管に関して、事業所によっては監視カメラの設置や法律以上に厳密に管理したりするところもあるそうです。

　しかし、どうやら盗まれた営業所はそこまできっちりとはしていなかったみたいですね。別のニュースで事業所の人の話が出ていたので読んだところ、夜間の人の出入りもチェックはしていたそうなのですけど、そこでカメラに記録していたとかそう言う言葉は出てきませんでしたから。

　色々調べると青酸カリ単体で犯罪に使うと言うのは結構リスクが高いもののようです。もしかしたらただ単に転売目的で盗んだのかも知れません。それか正しい使用方法で使うために盗んだとか。そもそも工業製品ですしね。どうかその可能性であって欲しいところです。後にテロで使われたとか、そう言う事になりませんように。