私はッ! あなたの為をッ! 思ってやってるのッ!
ドモ! 大晦日ですね(※執筆時)。このエッセイは一応ニュースエッセイなのでその手のエッセイらしく今年の10大ニュース的なものを書こうとも思ったのですが、どのニュースも思い入れが深く、とても10個には絞りきれませんでした。
衝撃的なのもあればほっこりするのもあって、一見平凡な一年のようでいて、結構激動の一年でしたね。自分の周りが平穏だとつい世界中がそうなんだろうと思ってしまいがちですけど……。2018年はどうか落ち着いた年であって欲しいものです。
さて、昨日は、愛知県で下水道清掃の作業員がマンホールに入って作業中に倒れ、死亡してしまったり、東京都のお寺で謎の頭蓋骨が放置されていたり、愛知県の公園の池にボールを取りに入った男児が溺れて亡くなったりと、その他にも様々なニュースがありました。
今回メインで取り上げるのはヒステリックなお局保母さんの話題です。指導力のあるベテランさんの存在は助かるものですが、その人が暴走している場合は逆に一番の問題点になってしまいますね。
12月30日(※執筆時)、勤務先の認定こども園で園児に暴行してけがをさせたとして、兵庫県警尼崎南署は神戸市の幼稚園教諭、岡田恵美子容疑者(41)を傷害の疑いで逮捕しました。岡田容疑者は「しつけのつもりだった」と容疑を認めていると言います。
署によると、岡田容疑者は兵庫県の認定こども園「めぐみ幼稚園」の教室で、27日午前9時過ぎから2時間にわたり、断続的に男児(2)の体を前後に揺さぶって押し倒したり、頰を両手でたたいたりするなどの暴行を複数回加えた疑いがあります。男児は耳の後ろに2週間のけがを負いました。
岡田容疑者は「着ていたジャンパーを自分で片付けられなかったので、しつけのつもりでやった」と話しているそうです。
署によると、迎えに来た母親が男児の頰や両耳が腫れているのに気付きましたが、岡田容疑者は「自分で耳をひっかいたのではないか」「興奮して血管が切れたのではないか」などと説明。帰宅後に男児が「先生に叩かれた」と話したため、親が園に出向いて防犯カメラに岡田容疑者の暴行の様子が録画されているのを確認し、事件が発覚したのだそうです。カメラには別の教諭も映っていましたが、止めようとするそぶりはなかったとの事。
同園は30日に保科真琴園長(68)らが記者会見して謝罪しました。岡田容疑者は同園で計17年勤務。これまでも指導の際に子供の顔を両手ではさむ事があったそうですが、「ベテランなので信用していた」として問題視してこなかったのだとか。
ベテラン職員が職場を支配して有無を言わせないと言うのはどの業界でも見られるものだと思うのですが、いい風に回っている時はいいのですけど、暴走が始まってしまうとこれほど厄介なものはないですね。
この事件のお局様も基本的には仕事熱心で、若い仕事仲間の面倒見も良かったのだそうです。問題さえなければいい先生ではあったのでしょうね。
大体、2時間もずっと暴行を加えるしつけがあっていいはずがありません。周りの先生はそれを止めるべきだったんです。多分他の先生が同じ事をしていたらきっとそう言う行動にも出ていた事でしょう。それが出来ない、見て見ぬふりをしていた時点で大体の事情を察する事が出来ると言うものです。
この園に監視カメラがあって良かったですよね。カメラは嘘をつきませんから。お局様も暴行している時はカメラの存在を忘れてしまっていたのでしょう。カメラのない時代ならうまくやれば誤魔化せたかも知れませんけど、もうそんな時代じゃなかったのです。
今年最後に取り上げたのがこんなニュースで何とも情けなくもありますけれど、罪を犯すのもまた人間です。私達は過ちを犯した人々を見て、それを他山の石としてそっちの道に転がり落ちないようにしたいものですね。
年末年始は人が多く出歩いていて賑やかなのはいいですけど、それだけにトラブルも起こりがちです。どうか皆さんがそう言った騒ぎに巻き込まれない事を願います。
では皆さん、良いお年を!
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