　おはこんばんちは(死語)。今日(※執筆時)も真冬らしい気合の入った寒さですね。室温も１１℃ですよ。うん、耐えれる範囲内。

　北海道とか東北地方とか寒さがすごい事になっていますよね。雪関連で事故も多発してるようで。寒さで体調を崩す方も多いのではないかと思います。どうか皆さん気をつけて。明るく笑顔で年越しを。

　さて、昨日は長野県の長野自動車道で事故が発生し、トラック２台が崖下に転落していたり、東京で無人の飲食店が爆発し、近くにいた人が怪我をしたり、兵庫県の海で底曳網漁船が古い第２次大戦当時の爆雷を引き上げたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは凶悪な動物の引き起こした洒落にならないニュースです。普段は温厚なはずのその生き物が何故そんな凶行に走ったのか……謎は深まるばかりでございます。

　１２月２７日(※執筆時)、熊本県警は１１月(※執筆時)に熊本県御船（みふね）町の住宅で寝たきりの女性（８２）が顔を切りつけられた事件において、顔の傷は猫が引っかいたものだと断定し、捜査を打ち切ったと発表しました。

　県警によると、女性は夫（８５）と長女（６３）の３人暮らし。１１月６日夕に女性が１階の寝室で切りつけられているのを夫が発見。顔には２０カ所以上の傷がありましたが、命に別条はなかったそうです。

　県警は最初、殺人未遂事件として捜査を始めます。その後、家で世話をしていた野良猫１匹の爪や口付近から人の血液などを採取。女性のベッドからは猫のものとみられる毛がみつかりました。

　鑑定では猫に付着した血液が女性のものとまでは特定出来ませんでしたが、事件当時に第三者が家に侵入した形跡がなく、猫が家に入るのを見たとの目撃情報があった事などから、猫が引っかいたと判断したようです。その猫は現在、県内の保健所に保護されているのだとか。

　８２歳でしかも寝たきりともなるとお肌も弱くなっているでしょうし、猫はそこまで攻撃の意志があった訳ではないのかも知れません。だとしても殺人未遂と見まごうほどの傷って言うのはやりすぎですよね。野良猫だけにワイルドだったのでしょう。

　女性が元気な時はこの猫とも仲良くしていたのかも知れません。猫は彼女が寝たきりになっている状況を理解出来ずに、餌とかをねだっていたのでしょうか？　幸い、命に別状がなかったのは不幸中の幸いでしたね。

　最初から飼い猫を飼っていたなら人との接触はちゃんと空気を読んでいたのでしょうけど、半野良ともなるとそう言う心遣いは難しかったのかも。野良の世話をするというのも大変です。餌をやるくらいで勝手に家に出入りするような関係だったのかもですが。可愛いからと甘やかしていた結果がこの事件を引き起こしてしまったのかも知れません。

　せめて被害女性の部屋には簡単に入れないようにしていれば――後からなら何とでも言えますけどね。

　動物とは直接言葉を交わせませんからトラブルも日常茶飯事ですよね。どうかお互いに歩み寄って最後まで良好な関係でありたいものです。