あ、もしもし、振り込み先変わったんでシクヨロ!

 今日(※執筆時)は寒さも和らいでこはるんな日和です、地元。なのでお布団干しました! (ドヤ顔) 冬の晴天時はお布団を干すに限りますね。これで今日は幸せな夢を見るんだよ。来週の水曜日とかまたすごく寒くなると言う予報になっていますので、この陽気に浮かれずにしっかり対策をしておかなくちゃですね。


 さて、昨日は滋賀県で他人の宅配ボックスの中の物を盗んだ男が逮捕されたり、和歌山県で道を歩いていた女児にスプレーが吹きかけられ顔がただれる重症を負ってしまったり、埼玉県で中学教諭が覚せい剤を使用していた事が発覚したりと、他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは振り込め詐欺被害のニュースです。これが個人相手の事件ならここで取り上げるまでもないのですけど、騙された相手がすごかった。普通に考えてあり得ないような話ですよ本当。


 12月20日(※執筆時)、日本航空は約3億8千万円の「振り込め詐欺」の被害に遭ったと発表しました。取引先になりすましたメールで航空機リース料などの支払いを要求され、応じてしまったのだそうです。同社は20日までに、警視庁や振込先銀行のある香港の警察、米連邦捜査局(FBI)に被害届を出しました。


 被害は、米国の金融会社からリース契約で導入している機体(ボーイング777型)の支払いをめぐって起きたそうです。


 日航の説明によると、取引のある金融会社の担当者を装うメールが9月25日に届き、支払口座を香港の銀行に変更したと伝えてきます。送信元のアドレスは画面表示上、担当者のものと同じだったため、日航側は信じて同月29日に約3億6千万円を送金してしまいました。

 翌10月、本物の金融会社から督促があり、騙された事が分かったと言う流れです。香港の銀行からはすでにお金は引き出された後でした。


 この他、日航の米国にある貨物事業所にも似た手口のなりすましメールが届き、8月と9月に、計約2400万円を騙し取られていたのだそうです。その後、日航は口座情報の確認を厳格化するなどの対策を講じたとしています。


 チョッロ! 日航チョッロ! メール一本で大金が手に入るってそりゃ悪党も精巧に偽装しますわ。チェック機構ちゃんと働いてんのこれ? 大企業にあるまじきセキュリティ意識じゃないですか。3億6千万て……どれだけの大金だと思ってんの?


 本当に情けない話ですよね。ここまでチョロいとわざとそうしたのでは? なんて疑念も湧いてきます。だって普通にありえない話ですもん。グルになってない? 騙された振りしてない? 

 これ、日航だけピンポイントで狙われたのだとしたら、そこにヒントがありそうですよね。内部犯の可能性とか……。


 悪党は行動が早いので振り込まれたら速攻で引き出します。やばいと思ったらすぐに手を引きます。なりすましメール詐欺が8月に起こっていたなら、その時点で対策を講じるべきでした。それが出来ていない時点でカモに認定されてしまっていたのでしょう。こう言うお粗末な事件が成り立ってしまうのは日航だけだと信じたいです。


 これが原因でチケット料金が上がるとかは勘弁ですよね。もっとセキュリティをしっかりして簡単に騙されないようにして欲しいと思います。

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