言い訳の癖が強い……

 今日(※執筆時)も穏やかに晴れております。それにしても昨夜も寒さで寝付きが悪かったです。眠れないとアレですね、人は哲学者になりますね。どうして眠れないのか? 眠れない自分は生物学的に大丈夫なのか? 出口のない迷路をさまようのは実にストレスでした。寝付きがいいのもまた幸福な事なのですね。 


 以前歯痛で一睡も出来なかった時はこの自分との語らいがすごく苦痛でした。何かに夢中で徹夜するなら大丈夫でも、何もせずに時間だけが過ぎていくのって本当にキツイですね。


 さて、昨日はおめでとうございます~っで有名なあの海老一染之助さんが亡くなられたり、栃木県で自分の畑に自分達の子供を埋めたとして容疑者が自首してきたり、大阪府で13歳の子供を働かせたガールズバーが摘発されたりと様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはセクハラ案件です。素直に認めればいいのにスケベオヤジはとんでもない言い訳をぶち上げています。無理にもほどがありますよそれ。


 12月6日(※執筆時)、岩手日報社は同紙の女性記者が岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)からわいせつ行為を受けたと発表しました。一方、伊達氏は同日、記者会見し、記者に迷惑をかけたと謝罪しましたが、わいせつ目的は否定したそうです。進退についても明言を避けています。


 同社によると、10月中旬の早朝、女性記者が取材のために宿泊していた町内のホテルの部屋を伊達氏が訪ねてきて何度もドアをノック。記者が開けると、抱きついて無理やり複数回キスをしたのだとか。


 伊達氏は会見で、町内で関連死を含め23人が犠牲になった昨夏の台風10号の豪雨災害の影響で幻覚や幻聴が激しくなったと説明。「突然女性記者の『助けて』という声が聞こえ、助けようと思って部屋に行きハグした。キスをした記憶はない」と述べました。


 女性記者は精神的ショックを受けて休職中。同社は約1週間後に厳重抗議し、謝罪を求めましたが、伊達氏は同社への謝罪に応じていないそうです。同社は刑事告訴を検討しています。


 伊達氏は1999年の町長選で初当選し、現在5期目。昨夏の台風10号の豪雨で災害対応の指揮を執りました。今年10月25日、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして入院。今月5日に職務復帰したばかりでした。


 うーん、おじいちゃんもう休もう。休んで自分がしただけの事は素直に認めて責任を取ろう。流石にその言い訳は頂けないわ。ハグ以上の事をしているのにそれらの行為については覚えていないとか、都合良すぎるにも程がありますぞ。


 事件の詳細を読んで最初に感じたのは田舎の議員さんらしいなと言うものですね。田舎の議員さんの起こしたセクハラ事件は今までも何度も報道されていて、大体のパターンが一緒です。力のある議員さんが力のない女性に力任せに行為に及ぶ。もうね、テンプレですよ。いい加減こう言うのはなくなって欲しいものです。


 今回の件で一番問題なのは災害を言い訳の出汁にした事ですよね。災害発生時には上手く陣頭指揮を取ったのかも知れませんけど、後日にそれを利用してこんな発言をするようでは本末転倒です。たとえそう思ったのが事実でも口に出すべきではありませんでした。


 町長の起こした事ですから、これはもう町の恥な訳ですよ。この事件を受けて多分すぐに新しい町長を決める選挙が始まるのではないかと思うのですけど、今度はセクハラしない候補者が立候補してくれるといいですね。

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