くくく……奴はこの六波羅の中でも最弱……
地元は朝から雨でした(※執筆時)。正確に言えば昨夜からの雨です。雨は執筆時にはもう止んでしまいました。昨日曇っていたのはこの雨の伏線だったのでしょう。
雨の朝と言うのは落ち着いた感じがしていいですね。出かける時にも降り続いていたら一気に気持ちも沈みますが。
さて、昨日はコンビニコンポタ変色事件でローソンが調査結果を発表。条件が揃えば変色する可能性を認める発言をしたり、佐賀県で護送車が事故を起こして容疑者が死亡したり、大分県でUターンした住民が村八分にあったとして弁護士会が是正勧告をしたりと様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは斜め上の言い訳を堂々と宣言する詐欺師の話題です。私がそのニュースで一番注目したのは、この厚顔無恥な容疑者の名字でした……。
11月7日(※執筆時)、宮城県警は芸能人の偽サインをインターネットで売ったとして、仙台市のイベント企画業、
ネットの記録などから、4人は昨年1年間で色紙など約1万4千点を約6千人に売り、被害総額は約3千万円に上ると県警はみています。サインは印刷ではなく、本物の筆跡を真似て手書きされていたと言う事です。
六波羅容疑者は「サインは自分が書いた。(偽物であっても)ファンが喜んでいるのでサイン本来の目的を果たしており、詐欺ではない」などと容疑を否認しているのだとか。
他に逮捕されたのは、遊技場従業員片岡まどか(25)、会社役員六波羅弘美(69)、無職兼子雄太郎(31)の3容疑者。内2人は容疑を否認し、1人は認否を保留しています。
県警によると逮捕容疑は、昨年10月~今年6月、ネットオークションに俳優の石原さとみさん、音楽グループ「GReeeeN」らのサインボールや色紙の偽物を「直筆」として出品。北九州市の女性や埼玉県の男性ら3人に落札させ、計約1万2千円をだまし取ったと言うもの。
県警は日常的にネット空間での犯罪を摘発する「サイバーパトロール」を実施。警察官が出品物を実際に購入し、芸能事務所に鑑定を依頼したところ、偽物だと判明したのだそうです。県警は4人の役割分担や余罪の事実確認を進めています。
ファンが喜んでいるんだから詐欺じゃないって論法、まさに詐欺師のそれですね。はっきり偽物を売っていてそれが成り立つ訳がありません。
これが効果の怪しい薬だとか、開運商品だとかの正しいのだか何だかよく分からない物を売っていたのなら、その論法が通じた可能性もありますけど。
詐欺師レベルで言っても誰も騙せない最弱クラスのものであると言えるでしょう。
それにしても六波羅なんて名字、創作物でしか見た事がありません。強キャラ臭がすごいのに何小物めいた詐欺を働いているんでしょうか。正直、失望しました。
後、ネットでサインを買う人も買う人ですよね。あんなのほぼ偽物に決まっているのに。もう少し警戒して欲しいと思います。偽物でも構わないと思って買っているのなら何も言いませんけど……。
サインはそんなに単価の高いものではありません。それで3000万稼ぐとか結構な仕事量ですよ。6000人に売ったとか、もう立派な事業と化してましたよねこれ。しかも14000点を売ったと言う事は少なくともそれだけのサインを手書き……その謎のこだわりが人気の秘訣だったのかも知れません。まぁ偽物なんですけれども。
それにしてもサインの需要って馬鹿に出来ないものなのだなあ……。
この話題に関するネットコメントにもありましたが、サインは目の前でご本人が直接書いてくれるから嬉しいし価値のある物です。御朱印問題でもそうですけど、何でも手軽にネットで買える時代だからこそ、苦労して本物を手に入れる行為に価値を見出して欲しいと思います。
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