ついに知られてしまったか……

 雨が続くと思ったら台風が来てるじゃないですか(※執筆時)。秋は台風の季節ではありますけど、もうそろそろ今年はこれで終わりって事にして欲しいところですね。前の台風で水不足は解消されたし、もう雨はいいんじゃよ……。どうかこの台風で大きな被害が発生しませんように。


 さて、昨日は大阪で朝の集団登校中の子供達の列に車が突っ込んだり、愛知県で乗馬クラブの馬が1頭行方不明になったり、北海道のジンギスカンのお店に強盗が入るものの、副店長の機転で事なきを得たりと様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは世紀の大発見のニュースです。あの空に浮かぶお月様にとんでもない秘密が隠されていました! これはちょっとヤバイですよ!


 10月18日(※執筆時)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の発表によると、月の地下に、長さ約50キロに及ぶ長大な空洞がある事が判明したそうです。

 これは日本の月探査機「かぐや」の観測データを分析した際に見つかったもので、この空洞は過去の火山活動で生じたものとみられています。


 空洞があるのは、月の表側にある「マリウス丘」と呼ばれる領域。2009年に観測を終えたかぐやが撮影した画像に、直径と深さがそれぞれ50メートルの縦穴が写っていました。


 電波を使って得た周辺の地下構造のデータを、16年から詳しく調べたところ、この縦穴から西に向かって、幅100メートルほどの空洞が約50キロにわたって続いている事が分かったそうです。内部は崩壊しておらず、地中の岩石などに氷や水が存在する可能性もあるのだとか。


 月では約10億年前まで大規模な火山活動があったと考えられています。火山活動で溶岩が流れ出ると、表面は冷えて固まりますが、内部は熱いまま流れ続けます。発見された空洞は、溶岩の通り道となった「溶岩チューブ」とみられているようです。


 将来、月の有人探査でこの空洞を基地に利用出来れば、宇宙放射線や厳しい温度環境の影響を和らげる事が出来、氷や水を燃料などに活用出来る可能性があります。


 JAXA宇宙科学研究所の春山純一助教は「広がりが期待出来る縦穴は他にもある。将来的に基地を作るにも絶好の適地」と話しているそうです。


 夢が広がりングですよ! 私のようなスピ好きな人から見たら絶対その穴の中には先住民がいるって想像しますもんね! 先住宇宙人が! 我々を監視している存在がッ! ハァハァ……。


 月ってアポロ計画以降では有人探査線が打ち上がっていませんが――そのせいで本当は月には行ってなかったんじゃないかって陰謀論も出てますけど――もうそろそろ今の時代の有人月探査とかやってもいいんじゃないですかねえ。


 まだそれにつぎ込むほどの予算や人員がまだ確保出来ていないんでしょうか? アポロの頃は開発競争があったから出来たのかな。今は世界中が問題だらけでどこの国もそれどころじゃないですし……(遠い目)。


 それにしても宇宙の新しい発見はロマンですね。どうかこの発見が将来的に人類の利益になる事を望みます。間違っても新たな争いの火種となりませんように。

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