汚ねぇ金だぜ……

 今朝(※執筆時)ニュースサイトを見ると、また大きな自然災害のニュースが目に飛び込んできました。そう、メキシコの大地震です。太陽フレア騒動の時もかなり大きく揺れていましたが、きっとあれの余震みたいなものなのでしょうね。


 立て続けに起こる地震は人の心を更に疲弊させてしまいます。どうか被害が大きくならずに収束して欲しいと思います。現地の混乱具合が気になりますが、治安は大丈夫なのでしょうか? 大きな騒動やら略奪などが起こっていない事を願います。


 昨日は不法侵入したおっさんがパトカー内で意識不明になったり、警察が詐欺グループをひとつ捕まえたり、他人のポイントを不正入手して買い物していた中国人が捕まったりと中々にニュースの豊富な一日でした。


 そんな可で今回取り上げるのは国内ではなく、ヨーロッパの話題です。この話題がこのスキマニュースにぴったりな気がしたもので。


 今年(※執筆時)の5月にジュネーブの銀行と飲食店3軒のトイレで、合わせて10万ドル(約1115万円)相当の500ユーロ紙幣が便器に捨てられて詰まる事件が発生します。

 この事件に対し9月18日(※執筆時)に検察が本格的に捜査に入った事が明らかになりました。


 検察の広報担当者は「我々は動機には関心がないが、現金の出所は突き止めておきたい」とした上で、現金を捨てる事もトイレを詰まらせる事も犯罪ではないと付け加えています。


 ……いやちょっと待って欲しい。現金を捨てるのはそりゃあ犯罪ではないのかも知れません、それはいいです。問題ありません。

 ですが、その次のトイレを詰まらせるのは犯罪扱いでいいのではないでしょうか?トイレを使用不能にするのは十分迷惑な行為なのですから。


 この事件を最初に報じたトリビューン・ドゥ・ジュネーブ紙によると、まず最初にジュネーブの金融街にあるUBS銀行のトイレで、便器に500ユーロ紙幣が大量に捨てられているのが見つかります。数日後、付近のビストロ3軒でも現金が捨てられて便器が詰まっているのが見つかったそうです。


 捜査中、現金は差し押さえ扱いとなっています。合法的な現金と判明した場合に誰のものとなるかは不明なのだとか。広報担当者は「汚れた金」と考える直接の理由はないとしています。


 はい、物理的に汚いお金です! 向こうは治安的に言って手付かずのお金を放置して無事で済まないイメージがあったのですが、流石に便器に詰まった現金には手が出せなかったようですね。状況から言っても色々と怪し過ぎますし。


 それにしても捨てた人、もしくは組織は何が目的でこんな事をしたんでしょう? 税金逃れとか理由は色々と考えられますけど、だからってトイレで処理するだなんて……。これには現金を処理する以上に何か別の意図があった可能性も捨てきれない感じがします。うーん、この真相は一体……。


 監視カメラ等で怪しい人の動向を追求すれば、犯人の目星はつきそうな気はしますが、実際のところどうなんでしょうね? 私としては全身が黒ずくめでサングラスをかけた人が怪しいと思います。ってそれコナンの黒の組織ー!

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