ザ・カンニング!
私が寝ている間にかりあげクンがチャーハンがちゃんと炊けるかどうか火を通して確認したみたいですね。既に材料は揃っていますし、そろそろ鍋に油をひくのも時間の問題かも知れません。いやはや、困った困った。
私は寝ていたのでこの騒ぎをリアルタイムでは知りませんでした。で、ネットを眺めるとここでもテレ東神話が話題に。うん、それがテレ東だよね! シン・ゴジラでもネタになっていたしね!
官邸も落ち着いていたようですし、事前に何らかの情報を得ていたのかも知れません。株価も警報より先に動いていましたしね。情報通の人の行動の速さよ……。
さて、そんな未曾有の危機に対応するのは我が国の場合、当然、自衛隊です。その自衛隊ですが、普段はかなり優秀な組織と言う評価を得ていますよね。今回はそんな自衛隊の看板に泥を塗るような残念なニュースを取り上げたいと思います。
8月28日(※執筆時)海上自衛隊は技能検定の試験で不正を行ったとして、舞鶴地方総監部、呉地方総監部など4地方総監部で関係者計12人を停職や減給の懲戒処分としました。試験問題と解答が会員制交流サイト(SNS)を通じて拡散し、大規模なカンニングが発生した為です。
処分を受けたのは、大湊地方総監部の第15護衛隊所属の50代の海曹長(停職5日)の他、舞鶴地方総監部の護衛艦乗組員の海曹計6人(減給1月・15分の1)、佐世保地方総監部の海曹4人(同)、呉総監部の海曹1人(同)の計12人。
舞鶴地方総監部などによると、平成28年11月28日の「護衛艦隊技能検定」で、大湊地方総監部の試験問題を取り扱う立場だった海曹長が元部下の依頼を受け、事前に受け取った問題と解答をスマホで撮影し、SNSで送信。これによってその他の隊員にまで情報が拡散してしまう結果に。
同検定は年1回、人事評価などの参考として、全国の総監部所在地のほか、航行中の艦艇などで実施される為、事前に試験問題と回答が配布されていました。
舞鶴地方総監部の6人は事前に正解を記した解答用紙を作成し、試験会場に持ち込んで提出したとみられています。6人は「試験の好成績に繋がればとの出来心で不正を行ってしまった」と話しているそうです。
今回の検定は約1万人が受験しましたが、試験結果はすべて取り消されました。
いい年した大人がカンニング……。謝れ! 1万人の受験者に謝れっ! って言うか、回答が流出していたら1万人の中でもその多くが回答を目にしていたのかも知れませんが……。ずるい人は多いですからねぇ。残念でなりませんわ。
問題と回答を手に入れたとしても単純に回答を流出させるのではなく、こう言う問題が出るぞ! 程度にしておけば良かったのかな? いやそれでも不正になると思いますが。何にせよ本当に情けない話です。元部下に依頼されたからってそこで一喝するのが上司の役割でしょう、本来。
テストは何の為にするのか。それはその技術や知識がしっかり身についているかどうか確認する為です。ここに不正があっては正しい評価が出来ません。まだその意識の薄い学生がカンニングするのはねぇ、若気の至りの発露だと理解もしますが……。
今後はこんなマヌケな事件を起こさないようにして欲しいと思います。情勢が情勢ですし、こんな時こそ真面目に頑張ってどうか職務を全うして欲しいと願っています。
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