躾って難しい

 台風一過で昨日(※執筆時)は涼しかったのですが、今日になってやっぱりまた暑くなりました。昨日の地元は一日曇ってましたし、パラッと雨も降ったのでその御蔭で日中でも32℃程度までしか気温が上昇しなかったんですよね。


 地元が涼しさを感じていた頃、関東近辺ではうだるような暑さだったそうで、お気の毒様でした。37℃とか記録したそうですね。気温の測定は日陰の温度なので日向の温度は……(ゴクリ)。今日はそんな昨日よりは過ごしやすい天候なのでしょうか? どうか皆さん体調を崩しませんように。水分とミネラルの補給を忘れずにですよ!


 さて、今回の話題は子供の躾についてです。悪い事をしたらそれを分からせる為に叱るのが躾ですが、子供によって同じ叱り方でも効果があったりなかったりで一筋縄では行きませんよね。

 しかしやり過ぎはいけません。こんなニュースになってしまう程に暴走しては――。


 8月9日(※執筆時)、裁ちばさみで小学6年の長男の小指を切り怪我をさせたとして、大阪府警門真署が傷害などの疑いで建築作業員の男を逮捕していた事が分かりました。男は指を切った事を認めています。


 大阪区検は8日に傷害罪で略式起訴し、大阪簡裁は罰金50万円の略式命令を出しました。


 捜査関係者などによると、男は6月23日夕、元妻や長男らが住む集合住宅で、裁ちばさみを使って長男の左手小指を切ったのだそうです。指は切断までには至りませんでしたが、全治約1週間の怪我となりました。


 この日、長男が悪ふざけで友人の指をはさみで切る真似をした為、学校が家庭でも注意するよう元妻へ連絡。元妻は別居している男に「叱ってほしい」と連絡を取ります。話を聞いた男は元妻宅を訪れ、裁ちばさみを持ち出して長男の小指を切ったと言う経緯のようです。


 学校は同日中に事態を把握し、児童相談所へ通報。児相が長男を保護しました。男と元妻の間には長男の他に4人の子供がおり、元妻は子供達を叱る際、たびたび男を呼び出していたのだとか。


 どうも離婚したのに叱る時だけ元旦那に頼っていたようですね。上手く叱れないお母さんだったのでしょうか? まぁ叱る為だけにいいように利用された元旦那も何だかなぁと言う気がしないでもないのですけど(汗)。


 相手に刃物を向ける事は悪いことです。だから躾として叱るのは問題ありません。

 しかし、子供が未遂で終わっているのに叱る方が本当に怪我をさせていい訳もありません。大人の方が子供だったと言う事なのでしょうか。少なくとも元旦那が叱った時に冷静な精神状態でなかった事は間違いないでしょうね。


 何かがきっかけで怒ってしまい、感情に任せて暴走してしまったのではないかと思います。もしかしたら子供が生意気な口を聞いたのかも知れません。

 だとしてもその感情に流されてしまっては意味がないのですけどね。せめて怒鳴るくらいで収まっていれば良かったのですが。


 子育ては難しいです。そして楽しいものだと思います。どうか子育て中の皆さんは丁度良い距離感を見つけて、子供の目線で愛情を込めて接して欲しいと思います。そうやって、言うだけなら簡単なんですけどね……(汗)。

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