暑は夏いですね……

 お盆の帰省ラッシュも始まろうと言うこの時期ですが(※執筆時)、台風5号の影響でしょうか? 地元では昨日から今日にかけて結構いい風が吹いてきて、台風以前の苦しいほどの暑さが緩和されています。徐々にですが、確実に季節は移り変わっているのですね。この現象、地元だけなのかも知れませんけど。


 そう言えば8月11日って祝日なんでしたっけ? 確か――山の日――? 知らない休日ですね……。山の日と言う事で山のレジャーが盛り上がっていたりするのでしょうか? 私は夏=海なので山レジャーに関してはよく分かりません。楽しんでいる人はしっかり楽しんで欲しいと思います。油断して事故とか起こしませんように。


 さて、夏に流行る言葉と言えば当然『暑い』だと思うのですが、そう感じるのは地上の生き物だけではなかったようです。今回はそんなニュースを。


 8月8~9日(※執筆時)にかけて千葉県木更津市の調整池で魚が大量に死んでいる姿が見つかりました。池を管理する県君津土木事務所の担当者は「あまり水深もないので、ここ数日の暑さで水温が上昇したのが原因とみられる」と話しています。


 そこは近くを流れる平川の水量を調整するために設けられた三角形の池で、長さ約300メートル、幅は最大100メートル。周囲は郊外型店舗と住宅に囲まれ、すり鉢状で立ち入り禁止になっています。


 8日夕には、体長30センチほどの魚の死骸が200匹ほど浮いているのが確認出来ました。池をのぞき込む人も多く、近くの住民は「悪臭がすごい。何が原因で死んだのだろうか」と話していたそうです。


 ちなみに当時の木更津市の最高気温ですが、8日は31.8℃、9日は35.6℃でした。


 ネット記事に現地の写真も載っていたのですが、見事にお魚さんがお腹を上にむけてぷかぷかと浮いておりました。異臭が漂うと言う事は、それ以前に死んだ後に暑さで腐敗が進んだ可能性もありますよね。


 お魚さんも暑さでダウンするのかと思うと、夏の暑さの影響はすごいものだなと実感します。暑さで弱るだけでなく、死んでしまうだなんて……どこかに逃げ場はなかったのでしょうか?


 当然のようにネットコメントでは別の死因の可能性も指摘されていました。


 高水温で溶存酸素量が減って、その影響が原因だと言う説。

 暑さが原因でプランクトンが繁殖し、水中の酸素濃度が低下したと言う説。


 つまり、暑さそのものが直接的な原因なのではなく、暑さの影響を受けて酸欠で死んだのではないかと言うものです。これらの意見も結構説得力がありますね。


 どう言う原因にせよ、池の魚が死ぬような暑さだと言う事で、この夏の猛暑っぷりがよく分かります。みなさんもどうか暑さに気をつけて、暑さ対策をしっかりとしてこの暑い季節を乗り切ってくださいね。

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