知らなかっただけなんです……
最近(※執筆時)はようやく梅雨らしくじめーっとしてきた地元ですが、相変わらず空はいいお天気で、湿気以外の梅雨っぽさは全然ありません。と、言う訳で天気が良いとスポーツをしたくなりますよね。私はインドア派なのですが、学生時代はバトミントンとかが好きでした。あ、室内スポーツだこれ(汗)。
それはそれとして、スポーツと言えばスポーツの祭典としてオリンピックがありますね。巨大な利権が動くオリンピック。東京も今まさにそのオリンピックでトラブルが続出しております。エンブレム問題とか今ではちょっと懐かしく感じますね。都知事はしっかり舵取りをして、立派なオリンピックになるよう奮戦して頂きたいところ。
と、そんなオリンピックですが、新たな犯罪が発生しているみたいです。
6月15日(※執筆時)、警視庁は愛知県のインターネットショップ経営、原竜也容疑者を商標法違反(侵害とみなす行為)容疑で逮捕しました。容疑内容は2020年東京五輪・パラリンピックの文字商標を無断で使ったピンバッジを販売したと言うものです。
同庁によると、東京五輪の公式ロゴの不正使用による摘発は初めてだそうです。原容疑者は「『TOKYO 2020』が商標とは思わなかった」と述べ、容疑を否認しています。
TOKYO2020が商標だとは知らなかったと言うのはあまりに稚拙な言い訳です。偽物を作っている事には間違いないですからね。無許可で人様の製品を複製してはいけません。フランク三浦みたいなそっくりだけど違いますーって言うのでもなく思いっきりコピー品で言い逃れ出来るはずがありません。
生活経済課によると、原容疑者は昨年8~10月、東京五輪・パラリンピック組織委員会の許諾を得ずに「TOKYO 2020」のロゴが入ったピンバッジをインターネットオークションを通じ、2個セットを1万4800円~2万3800円で、名古屋市などの3人にそれぞれ販売した疑いがあるそうです。
偽物のピンバッジはスペインから1個あたり500円程度で輸入していたと言い、3年ほど前から販売していたそうです。2015年10月から昨年10月までの1年間で約110個、約66万円を売り上げていたと言います。
普通の流通に乗せるのではなく、ネットオークションで売りさばくのは考えましたよね。こっそり非合法なものを売るのにも向いていますから。結局バレましたけど。
1個500円で購入して2個セットで1万4800円以上とか利益が多過ぎ。原価が約15分の1とか……。正規品もそう言う感じなのかも知れませんけど(汗)。
偽物と言えば中国を真っ先に思い浮かべますが、この件で使われた偽物はスペインからの輸入品です。偽物のイメージのないスペインからと言うところにまず驚きますね。偽物業界も国際化していると言う事でしょうか。
どうもスペインは最近中国からの工場の進出が続いているらしく、結局作っているのは中国人かも知れないという情報も目にしました。あくまで噂ですけどね。
同課は、原容疑者宅からピカチュウや招致の際のロゴがデザインされた東京五輪関連の偽物のピンバッジ約1400点を押収したそうです。
容疑者はインターネットの専門家のようですけど、ネットの海を彷徨いながら人脈を作っていったのでしょうか? 私も大概ネットに触れてますけど国内の知り合いしかおりません。
積極的に海外のアカウントに接触すれば人脈はすぐに広がっていけるものかも知れませんね。こう言う犯罪系の繋がりは問題ですが。
何にせよ容疑者が大儲けする前に捕まって良かったです。こう言う偽物販売業者は他にもいるかも知れません。見つけ次第どんどん捕まえていって欲しいですね。
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