この罰当たりめっ!
6月に入って(※執筆時)またしても色んな物が値上がりして、じゃあ給料も一緒に値上って欲しいなあと思う昨今ですが、昨夜はお楽しみ――じゃなかった、地元では落雷が激しかったです。この雷の範囲は全国的だったみたいで、落雷の多かった地域の皆さんは私同様、突然の雷鳴にびっくりしたのではないかと思います。
さて、雷と言えば地震雷火事親父と昔から言われていますが、地震の次に恐れられていますよね。確かに通常見られる自然現象の中で一番怖いのが雷なのかも知れません。雷に打たれて亡くなる人も多いですし、その中で生還する人も稀にいるようです。ギリシャ神話でもゼウスが雷の神様だったりしますしね。
雷は怖いですが、どうせなら悪事を働いた人に落ちて欲しいものです。勿論自然は善人も悪人も分け隔てなく平等に扱ってくれるのですが。
千葉県警は5月31日(※執筆時)までに千葉県富津市の川初翔容疑者ら自称会社員の男3人を窃盗容疑で逮捕しました。彼らは漁船からガソリン入りの燃料タンクを盗んでいたそうです。3人は国産の高級車に乗っており「給油する金がなく、燃料に使った」などと供述しています。
逮捕容疑は4月25日~5月2日の間、共謀し、富津市の漁港で漁船から20~25リットルのガソリンが入る燃料タンク四つ(5万円相当)を盗んだと言うものです。
容疑者達は全員20代前半の若者です。ガソリン代も払えないのに、どうしてそんな高級車を乗り回せていたのでしょう? 考えられるのは無茶して自分が支払える以上の投資をして買ったとかでしょうか? 親とかの自分以外の人から買ってもらった可能性もありますし、盗難車なのでは? と訝しむコメントもありました。
県警によると、富津、木更津両市の漁港では昨年10月以降、ガソリンが入った燃料タンクが漁船から盗まれる事件が約20件起き、被害額はタンクだけで約30万円に及ぶとみられるそうです。中には燃料タンクを盗まれたせいで漁に出られなくなった漁船もあったのだとか。
漁船のタンクの事を知っていると言う事は彼らの親などの知り合いに漁師の関係者がいたのでしょうね。分かっていてそれを盗み出すなんてとんでもない話です。
盗んだせいで漁に出られない船があったと言う話を聞いても彼らは特に何の感情も抱かなさそうな気がします。
実は彼らの犯行はこれだけではありません。最初に捕まった容疑はこの燃料タンクの件ではないんです。別件で捕まった後でこちらの事件が露呈したんです。
その別件の事件とはなんと賽銭泥棒でした。3人は富津市の神社からさい銭を盗んだとして5月9日に富津署に逮捕され、その関係先から複数の燃料タンクが見つかったと言う流れなんです。同署の幹部は「多くの漁師を苦しめた。彼らには死活問題。けしからんことだ」と話しているそうです。
賽銭を盗んだから他の悪事もバレてしまったのですね。これはきっと神様からのお叱りなのでしょう。やはりお天道様は見てるのかも知れません。
しかし何でこう言う若者は身の丈に合った車を選ばないんでしょうね。盗みを働いてまで乗り回しても楽しくないと思うのですが……。そこで何の罪悪感も抱かないからこそ、こう言う行為が出来ていたのでしょうけれど(汗)。
若者の車離れが叫ばれている中で、こう言う車に情熱を燃やす人は今や珍しい存在と言えるものなのかも知れません。20年くらい前はガソリンは盗まないにせよ、無理していい車に乗る人も珍しくはなかったのですが。
この事件、犯罪の規模は小さくても多くの人に迷惑をかけた事に違いはありません。
彼らはまだ若いですし、しっかり反省して更生してくれる事を願います。
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