若気の至り
誰もが若い頃の武勇伝をひとつや2つ持っていたりするものですが、私は大人しかったので特にそう言うのはありません。
ただ、自分がそう思っているだけで周りから見たらあのエピソードはすごかったとか伝説を作っていたりする可能性はあります。確率は低いですが。
血気盛んな若者は何かにつけて反抗的な行動を取る事がステータスな時代を通過するものですよね。ある意味それは通過儀礼です。そこでしっかりした大人に注意されたりするかどうかで、その後の人生も変わったりするのでしょう。最近はそう言うしっかりした大人も少なくなりました。
そう言うしっかりした大人の代表とも言えるのがおまわりさんです。たまに不祥事も起こしたりしますが、やっぱり頼れる大人の代表なのは言うまでもありません。
そんなおまわりさんを挑発する若者達……いつの時代もそう言う事例は出て来てしまうものなのですね。
5月10日(※執筆時)、大阪府警は同府内に住む当時15~17歳の少年10人を道交法違反(共同危険行為など)の疑いで逮捕、書類送検しました。
彼らは昨年のクリスマスに110番でパトカーを呼び出し、その前でバイクの暴走行為を繰り返していたそうです。少年らは「パトカーを鬼ごっこの鬼に見立ててからかっていた」などと話し、全員が容疑を認めているそうです。
同署によると、少年らの仲間が「サンタクロースの格好をしたバイク約20台が暴走している」と通報。泉南署のパトカー1台が駆け付けましたが、少年らはその前で危険な運転を繰り返した上、約4キロ先で追跡を振り切り逃走していたそうです。
この時点では逃げ切れたと思っていても、結局は逃げ切れていなかったのですね。うん、見事なほどに若気の至りです。逮捕されたと言う事で彼らもしっかり反省する事でしょう。
しかしパトカーと鬼ごっことか、発想がすごいなぁ。敢えて自分らで通報してるんですよこれ。怖いもの知らずって何でも出来ちゃうんですね。
私なんて何も悪い事してなくてもパトカーを見たら緊張しちゃいますからね。何事もなく通り過ぎてくださいよ~って心の中で祈っちゃいますからね。小心者です、はい。
この記事を読む人はそう言う悪い意味でのチャレンジャーはいないと思います。何か武勇伝を残すにしても、人に迷惑をかけない武勇伝を残して欲しいものですね。
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