家の中も安全じゃなくなった
GW(※執筆時)の5月4日、お天気は空気を読んで素晴らしい行楽日和です。こんな日は外に出て季節の風を感じたいものですね。新緑の眩しいこの時期が私は一番好きなんです。見慣れた景色も新鮮に目に映ります。空気も美味しいなあ。
こんな日はどこか遠くの観光地に出かけるのもいいのですが、敢えて地元の名所を巡るのもいいですよね。地元の人程身近過ぎて地元の観光名所を巡っていなかったりするものですから。きっと知らない地元の魅力に出会える気がします。
と、ここまで書いておきながら、私は今日も家から出ないインドアライフを満喫してしまいそうな予感……(汗)。やる事、やりたい事がいっぱいあって家から出られないんですよ~仕方ないんです~。
家にいる限りは渋滞に巻き込まれる事も事故に遭う事もないですからね。自宅最高! よーし、おぢさん今からネット配信のアニメとか見ちゃうゾ~。ああ、至福の時間ナリィ……。
しかし、自宅が絶対安全とは言えない、そんな事件が起こってしまったのです。
5月3日(※執筆時)、愛媛県の市営団地で、「背中を切られた人がいる」と110番通報がありました。県警署員が駆け付けたところ、1階の一室で住人の無職岡本ユキヱさん(92)と息子の久行さん(70)が負傷していたそうです。
ユキヱさんは胸に刺し傷があり、搬送先の病院で死亡。久行さんは背中を切られ重傷とみられますが、命に別条はないと言う話です。
久行さんは「見知らぬ中年女性にやられた。女は逃げた」と話しているそうです。県警は殺人事件として今治署に捜査本部を設置し、女の行方を追っています。現場近くでは4月に高齢女性が自宅で刺され遺体で見つかる事件があり、その関連も調べるようです。
捜査本部によると、現場は5階建て団地の1階で、岡本さん親子は2人暮らしだったそうです。室内からは凶器とみられる刃物1本が見つかっています。
事件後、久行さんが外の廊下に出て助けを求め、通り掛かった男性が110番したのだとか。
この事件、地元で起こっているんですよ。どんな事件でも地元の名前が出てくるとびっくりしてしまいますよね。それが稀に見る異常な犯罪だったりすると、すごく怖くなります。地元、いい街なんですが……。
この事件で一番怖い所は家にいて襲われていると言う事です。田舎って安全で防犯意識が薄いから、戸締まりがゆるい人も多いんです。若い人はともかく、お年寄りは今までの固定概念から鍵をかけない人も多くて……。
事件の起こった家がそうだったかどうかは分かりませんが、しっかりドアにも窓にも鍵をかけていたら、この事件は防げていたかも知れません。
通報があったのが午前9時頃だと言う話ですから、事件は朝に起こっているんですよね。朝っぱらから見知らぬ誰かが人を刺しに来るとか、なんて恐ろしいんだ……。
そうして、この事件の前にも近くで似たような事件が起こっています。
4月26日(※執筆時)、この事件の起きた団地から南西に約400メートル離れた同市の民家で1人暮らしの無職越智サツキさん(81)が遺体で発見されました。腹部に刃物で刺されたような傷があり、県警は3日、殺人事件と断定しました。
手口と言い、犯行場所と言い、かなりの確率で同一犯の犯行でしょうね。このニュースのネットコメントでは精神を病んだ人が事件を起こしたのではないかと言う意見が大半をしめています。
田舎でそう言うタイプの人が異常な事件を起こすと言うのは過去にも幾つか事例がありますし、私もそう言う人が住んでいそうな家を見かけた事があります。なので、その可能性は低くないと私も思っています。
犯人が捕まるまで真実は分かりませんけれど、どんな犯人だったにせよ、警察は早く犯人を確保して欲しいと思います。地元の老人達が安心出来る日が早く来ますように。
犯人が捕まると、また田舎の闇みたいな部分が注目されたりするのかも知れません。ネットである事ない事書かれるかも知れません。
でも本当に地元はいい街なんですよ。気候も穏やかで住人もいい人ばかりで。
この一連の事件のせいで地元の悪い噂とかが広まらなければいいなぁ……。
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