死して屍拾う者なし

 本日(※執筆時)もいい天気で何よりです。休日って言うのはこうでないといけません。そんなのどかなお休みの日、事件なんて起こって欲しくないものですが、平日だろうと祝日だろうと世界の何処かで事件は起こり続けておりますね。


 今回はちょっと背筋の凍るような怖い話題を。


 5月1日(※執筆時)、神奈川県警暴力団対策課は死体損壊・遺棄容疑で、松尾亮介=詐欺罪で服役中=、会社員中里浩=千葉県市原市島野=両容疑者を逮捕しました。

 同課によると、松尾容疑者は指定暴力団山口組の関係者とみられ、容疑について黙秘。中里容疑者は認めていると言う話です。


 逮捕容疑は2015年5月3~17日、神奈川県秦野市の建設会社で、岩本一正さんの遺体を電動工具でバラバラに切断し、強アルカリ性薬品で溶かして遺棄した疑い。


 松尾容疑者が昨年、横浜刑務所から県警松田署に「自首したいので、調べてくれ」と手紙を書いて事件は発覚しました。

 同年12月、この建設会社の浄化槽などから肉片や骨300点が見つかり、鑑定で岩本さんとDNA型が一致したとの事です。


 殺した上で溶かす、証拠隠滅ですね。きっと作業は淡々とこなされた事でしょう。怖いですね。意外とバラバラ事件と言うのは起こるものなので、そう言う精神状態の時は人の死体もただの肉片として処理出来るものなのかも知れません。 


 自首した松尾容疑者の心境の変化は何だったのでしょう? 良心の呵責? それとも被害者の霊が夢枕に立った? ほとぼりが覚めると自分のした事を冷静に見つめる事が出来るようになるものなのかも知れません。一度その罪を自覚すると罰を受けるまでストレスが消える事はないですからね。 

 ただし、自首した上で容疑を黙秘するとはこれまた行動が謎ですなぁ。言えない秘密が多いのでしょうか? 殺しを担当する暴力団員ですから闇は深いのは間違いないですが。


 それにしても暴力団関係者の人ってみんなこう言う知識と技術を普通に持っているものなのでしょうか? 何かで関わりを持ってしまったらこう言う最後も想定しておかないといけないのでしょうか? 海外マフィアの死体処理もえげつないものですが、日本のヤクザだって似たようなものなのですね。


 こう言うのはフィションの世界だけで十分です。一生その筋の方とは縁のない生活を送りたいものですね。

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