第13話 あなたと私は違うモノ

 以前に交流があったある友人(普通の無趣味の一般人)なのですが、その思考回路が、

『自分が思っている事=他人も思っている事=常識=正義』

という人で、あまりに目にあまる言動をしていた事がありました。当然、今は縁が切れてます。


 かたやレイヤーはと言うと、

『自分と他人は趣味が違う=自分と他人は好みも考え方も違う=皆違って皆良い=他人に自分の価値観を押し付けない=ルールとマナーをわきまえる=周辺の人や公式に迷惑をかけない』

という考え方が大勢を占めており、意外と平穏なのです。





 一般人が~、とか、レイヤーが~、とか。そういった色眼鏡で他人を見て枠で縛るのは

、愚の骨頂ではあります。しかし、私の経験から申し上げると、上記のような傾向が、ここ数年でさらに強くなっているようにも思えてしまうのです。


 そのため、レイヤーはさらに片身の狭い所に押し込められ、奇異の目で見られてしまう。そんな趣味となってしまっております。


 ひと昔前でもかなり「オタクは犯罪者予備軍」的な差別がありましたが、現在でも上記のように価値観の押し付けがあります。レイヤーをなさる方々は、そこを覚悟の上でなさるよう、お願い致します。


 現在でも、親族・友人誰にも知られる事無く、レイヤー仲間内だけでコスプレして語れるよう、隠して行動するのが普通になっています。それもまた仕方ない事かと。


 楽しいコスプレライフを楽しむ配慮、宜しくお願い致します。

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