第7話 コスプレイベント1日の流れ

 レイヤーの1日は大体こんな感じですよ、という一例です。もちろんこういう人ばかりではないですが、あくまで最大公約数的な1日(事前準備なども含めると数ヶ月前から)を記しておきます。




数ヶ月前:友人間などで合わせのお話をし、日程や場所を決める。この時、イベント側が『事前予約制』を取っている場合、この時にイベント主催者に参加表明の連絡を入れる。参加費を事前に振り込む場合もあり。そして衣装の準備をする。



数ヶ月前~数日前:衣装及び小道具の準備。当日朝までかかる事もあり。



当日朝:イベント会場に向かう。駅の改札口など、わかりやすい所にて待ち合わせ。



会場入口:受付をする。事前予約制の場合は名前や身分証明書の提示をしたりも。当日に受付&参加費を出す場合、この時に受付をして参加費を支払う。大体1000~3000円程度。通常の受付では、「レイヤーで参加するかカメラマンで参加するか」を訪ねられる。カメラマン参加の方が、参加費が若干割高になる事がある。私服での付き添いなどはカメラマン参加となる場合が多い。



更衣室:衣装に着替えるために更衣室に向かう。内部に入ったら、各自譲り合って荷物を展開・着替え・化粧をする。着替え終わるのに個人差はあるが、30分~1時間半程度の時間がかかる。



撮影スペース:荷物はクロークや荷物置き場に預けるなどして、撮影スペースへ。ここからは撮影タイム。大体5時間程度の長丁場になるので、適宜休憩や食事を挟みつつ、色々なシチュエーションを撮影。劇中の1シーンの再現や、お笑いネタ写真など、撮影するバリエーションはさまざま。



終了前:とりあえずの〆をして、再び更衣室へ。着替えるだけでなく、化粧落としや汗の処理などもするため、やはり一時間前後はかかる。



終了:集まったメンバーで挨拶。帰宅する人はここでサヨナラ。アフターに行く人は、集まってファミレスや居酒屋へ。



アフター:撮影した写真を見たり、次の合わせの計画を立てたり、アニメ・マンガのお話をしたり。この時点で次の合わせの予定が決まる事もよくある。



帰宅:荷物は後で片付けるので、ともかく風呂に入ってゆっくり休む。



次の日~数週間後:Twitterなどで「お世話になりました」などの連絡を入れつつ、繋がっていないメンバーと相互フォローとかフレンドになったりとか、ネット上での繋がりを構築。



さらにその後:カメラマン氏より写真が現像されて渡されるので、各自でSNSに投稿。






 1日の流れとしては、ザックリ解説するとこのようになります。


 補足説明をすると、コスイベの参加申込の形態としては、『事前予約制&参加費振込』『事前予約制&参加費は当日』『当日受付&当日支払』の3パターンがあります。これらは各イベント主催者のホームページに記載されていますので、注意して下さい。


 また、受付の時に冊子を渡される事がほとんどで、そちらに開催時間・更衣室の場所・立ち入っても良いエリアや立入禁止区域・禁止の小道具や行動・諸注意などが書かれています。これも必読です。


 なんとなくでも大まかな流れを掴んでいれば、行動をしやすいと思います。良かったら参考になさって下さい。

 

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