『Under pressure』
クイーンとデヴィッド・ボウイのセッションから生まれた名曲『アンダープレッシャー』。滔々と語られる希望を失った世界の様子、そこからサビに向けて盛り上がるメロディ、そしてカタルシスの頂点に達したとき、曲が終わる……とてもカッコいい曲です。頭に残るベース、フレディのとんでもない高音、それと正反対のデヴィッド・ボウイのセクシーな低音が最高の一曲。
『Under pressure』作詞・クイーン、デヴィッド・ボウイ
プレッシャーが僕を押しつぶす。君も押しつぶす。誰も望んでいないのに。
抑圧下のこの町で、ビルは燃え盛り、家族は分たれ、路上をさまよう……
この世界の理を知るってことは恐ろしい。
親友たちが泣き叫ぶのを見せられる、『ここから出してくれ!』と。
そして僕は明日に祈る、『もっといい暮らしができますように……』
プレッシャーが人々に、路上の人々の上に……
脳を蹴られ、床にぶつけられた気分だ。
こんな日ばかりなんだよ、いいことなんて一つも起きやしない。
路上を歩く人々、路上を歩く人々よ……
この世界を知るってことはやっぱり恐ろしい。
見てごらん、君の親友たちが叫んでる。『助けてくれ』と。
『明日はもっと高みへ……』そんなプレッシャーが人々に、路上を歩く人々に……
盲目のふりをして、全ての絶望から目を逸らしていた。
高みの見物を決め込んでた、でもなにもうまくいかなかったよ。
完成された愛を持ち続けようとしても、切り裂かれ、引きちぎられ……
どうして、僕がなにをしたっていうんだ、なんで……
愛を……
狂気の嘲笑のもとで僕たちは壊れていく……
どうして俺たちにはもう一度、チャンスが与えられないんだ?
愛にもう一度、チャンスを与えられないんだ?
どうして俺たちに愛は与えられないんだ……
愛を、愛を、愛を、愛を、愛を、愛を……
なぜって愛なんてもはや錆び付いた言葉だからさ。
そして愛は俺たちに、夜の淵に立つ人々を愛せよとけしかける。
愛は……自分自身への愛し方を変えろと言うんだ。
見せてやる、これが俺たちの最後の抵抗。俺たちのラストダンス。
見せてやる、これが俺たちなんだ……!
抑圧下の町で……
プレッシャーの下で……
押しつぶされながら、生きていく……
***
最後の意訳が多いな……
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