設定

設定資料集_第二章終了時点


 第二章終了時点で明らかになっている設定資料集です。

 話数が増えて設定や世界観が把握しきれない方のために公開します。

 多少未描写なものもあり、ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。

 また、ここに書かれている内容は作者の都合で変更する可能性がありますのでご容赦ください。




◆人物設定



■パンダ(本名:?)


・性別 : 女


・年齢 : ?


・髪 : 紫のショートツインテール

 子供の姿になったので、せっかくなのでより子供っぽいファッションをしようということでツインテールに。


・身体的特徴 : 135センチ。左目が紫。右目が青。

 身体年齢は10歳前後。


・レベル : SS-5


・所属: パンダパーティ


・職業: なし

 白魔導士と神官以外の全ての職業に極めて高い適性を持つ。

 最も突出している資質は黒魔導士。

 戦士としても超一流のセンスを持つ。

 どんな武器でも使いこなせる。


・能力:


 ・魔眼(青)

 パンダの右目。

 視界に捉えたものの魔力に関するあらゆる情報を解析・把握できる目。

 もとはビィの能力だが、ビィに力を与えた際に力が混じり、ビィの魔眼を宿す。


 ・魔眼(紫)

 パンダの左目。 

 右目とは違い、パンダが本来持っている魔眼。

 効果は不明だが、レベルダウンに伴い今はその効力を失っている。


・人物設定 :


 かつて史上最強と謳われた四代目魔王その人。

 魔王として活動した期間は八年ほどと短いが、その間に数々の伝説・逸話を残し、最も恐れられた魔王の一人。その力は単騎でルドワイア軍を丸ごと相手取れるのではと囁かれるほど。

 魔王城の外から出ることはほぼなく、たまに戦場に出れば残らず皆殺しにしてきたため、魔王の姿を知っている者は少ない。


 退屈な魔王生活に辟易し、魔王を引退して冒険者へと転身。

 元は成人女性の姿だったが、ビィに力を与えたことで弱体化。子供の頃の姿へと変貌した。 


 退屈を何よりも嫌い、常に刹那的な快楽を優先させて生きている。

 自己中心的な快楽主義者で、人目には明るく人懐っこい元気な少女だが、絡まれた者からはウザがられることも。

 善悪の倫理観や常識が乏しく、周りからは度々その感性を疑われている。


・好きなもの


娯楽全般。

昼寝。最も好きな寝具はハンモック。

食事。


・嫌いなもの


退屈。

待ち時間。


・悩み、コンプレックス


毎日のおやつをどれにするかで悩む。(それも含めて楽しんではいる)

悩み事ができる度にそれを克服する自由を得られることから、ある意味では悩みは悩みになった瞬間に悩みではなくなる、という奇妙な矛盾が存在する。



■ホーク・ヴァーミリオン


・性別 : 女


・年齢 : 280


・レベル : S-60相当


・所属 : パンダパーティ


・職業 : 魔銃士(マジックガンナー)


・能力 :


 ・破魔の力

 魔力を消滅させる『反魔力』を生み出す。


 ・破魔の矢/魔断

 反魔力を込めた矢/弾丸を発射する。

 これに触れたもの(無機物・生物問わず)からは内包する魔力が消滅する。

 ほぼ全ての魔法を打ち消せる。また、魔力的な契約や呪いも破壊できる。

 魔族にとって魔力は自身を動かすエネルギーそのものなので、破魔の力を受けると体中の大部分の魔力を失ってしまい大ダメージを負う。

 また魔族の持つ血の契約を破壊してしまうため、その副作用で対象者を強制的に死亡させることが可能。魔族にとって極めて有効。

 四天王や魔王ですら一撃当てるだけで瀕死にさせるほどの効果がある。


・人物設定 :


 人類とエルフの戦争が勃発した時期に生を受け、その後二〇〇年に渡って人類や魔族との戦争に明け暮れた最強のエルフ。

 仲間想いではあるが、いざとなれば切り捨てる冷徹さも持つ。

 長年の戦争で魂を蓄積し続け、レベルシステムはないながらも並の魔人なら遅れを取らないほどの戦闘能力を手に入れた。

 人類と魔族を憎悪しており、いっそ滅べばいいとすら思っている。

 妹のミリアを溺愛しており、ホークの生きる希望。

 その特異な破魔の力によって、パンダに勇者の素質を認められる。


・好きなもの


静寂。

自然。

同胞。


・嫌いなもの


人間。魔族。

騒々しいもの。

火薬の臭い。

社交辞令やお世辞。

その他多数。


・悩み、コンプレックス


実は味覚音痴。

食事自体滅多にしないが、味の濃さや苦みなども曖昧。

長年の戦争で薬漬けになった影響。



■ロニー・ブルック


・性別 : 男


・年齢 : 23


・レベル: B-24


・所属  : ロニーパーティ


・職業  : 剣士


・人物設定 :


 溢れ出る主人公気質を持つ青年。

 物語さえ違えば主人公になれる素質を秘めている。


 ルドワイア帝国騎士団員になることを夢見て、リビア町を出て修行のため冒険者に。

 冒険者としては中堅レベル。

 かつて魔人と遭遇し、以降魔人を恐れている。魔人を恐れる者がルドワイア騎士団になど入れるはずもなく、克服しなければと焦っていた。


 パンダの剣技に魅せられ同じパーティを組むことに。

 本能的にパンダの危険性を察してはいたが、生来の人の好さとパンダの雰囲気から彼女を仲間として受け入れる。


 残酷ながら、フィーネへの恋愛感情はない。

 あくまで妹のように思っており、フィーネからの好意にも気づいていない。


・好きなもの


仲間。

武勇伝や英雄譚。


・嫌いなもの


他人の痛みが分からない人。


・悩み、コンプレックス


女性と友人以上の関係になれないこと。

自分には男性としての魅力がないのではと悩んでいる。

(実はフィーネが陰で片っ端からロニーと他の女性とのフラグを折りまくってきた)



■フィーネ・シェルツ


・性別 : 女


・年齢 : 19


・性格 : ツンデレ


・レベル : C-16


・所属 : ロニーパーティ


・職業: 黒魔導士


・人物設定 :


 ロニーの幼馴染。

 幼いころからロニーに妹のように扱われてきた。永くロニーへ片思いしているがロニーには気づかれていない。

 ポテンシャルは低く性格も戦闘に向かないが、一人で旅に出るというロニーを放っておけず半ば強引に旅についていった。

 冒険者稼業を続ける程に冒険者に失望。ロニーと同様に魔人への恐怖が人一倍強く根付き、精神的に辛い旅が続いた。

 無事にロニーの修行が終わり、晴れてルドワイアの騎士になれたなら冒険者稼業は廃業し、故郷のリビア町でお菓子屋さんになるのが夢だった。


 そのツンデレっぷりをパンダに目をつけられ度々からかわれ遊ばれている。

 フィーネ本人はそれをややウザったく思いながらも、パンダにはさほど悪感情はなく、世話のかかる妹のように思っていた。


・好きなもの


ロニー。

お菓子。

真面目な人。

お酒。


・嫌いなもの


自分勝手な人。

うるさい人。

冒険者を消耗品としか見ていないクライアント。


・悩み、コンプレックス

大の酒好き。かつ酒癖が非常に悪い。

普段のストレスからか酔うと豹変。

ロニーの前では飲酒を控えている。



■トリス・リーフ


・性別 : 女


・年齢 : 17


・レベル : C-7


・所属  : ロニーパーティ


・職業  : 薬草師見習い


・人物設定 :


 薬草師を目指す少女。

 祖父の代から続く薬草師の家計。

 薬草師に必要なスキルを覚えるためレベル上げを決意。

 ちょうど帰郷中だった幼馴染のロニー達にレベリングを手伝ってもらうことに。

 薬草師としての知識・適正はそれなり。家に保管されているレシピも全て覚えている。


 生まれ持った気弱な性格が災いし、家督を継ぐ決心ができずにいたが、パンダとの出会いを経て彼女の影響を受け、強くなりたいという憧れを持つようになる。

 フィーネとロニーの仲がなかなか進展しないことにもどかしさを感じている。


・好きなもの


森の空気。

元気な人。

自信満々な人。

薬の調合。


・嫌いなもの


自分。

争いごと。

苦い薬。


・悩み、コンプレックス

何をするにも自信のない自分への自己嫌悪は人一倍。

また、昔から何故か犬に出くわすと吠えられるため犬が苦手。



■ビィ(本名:?)


・性別 : 女


・年齢 : ?


・レベル : ?


・所属  : 魔王


・職業  : 黒魔導士


・人物設定 :


 数カ月前に五代目魔王として即位した女性。

 その多くが未だ明らかになっていないが、マリー曰く「パンダに匹敵するほどの絶世の美女」。

 自らを力の探究者と名乗り、世界中を放浪。その旅の途中でパンダと出会う。

 その後いくつかの出来事を経て、パンダから『魔王の盟約』を譲渡され、五代目魔王になる。

 また他者の力を吸収する『レベルドレイン』のユニークスキルを有しており、パンダの力も吸収。

 全盛期のパンダに匹敵するほどの超絶な力を手に入れる。

 その際にパンダと力が混ざり、パンダの右目にビィの魔眼が宿る。


 マリーに『力と支配』に関する価値観を説き、彼女の倫理観に多大な影響を与える。

 魔王となり、四天王の選別を行おうとした段階で、既にマリーが四天王に選ばれていることを知る。

 ビィにとっても異常事態であり、マリーが四天王として生きていることそのものが魔族の不利益に繋がるため、マリーを殺して盟約を破棄させようと考えている。


 魔王になる前から凄まじい戦闘力を有しており、稀代の黒魔導士の素質を秘めている。

 パンダが最終的にビィの討伐を目論んでいることを知っている数少ない人物の一人。


 ちなみにパンダは彼女を『ビィ』と呼ぶが、これは愛称であり本当の名は別にある。



■マリー・イシュフェルト(ブラッディ・リーチ)


・性別 : 女


・年齢 : 17


・身体的特徴 : 小柄。赤い目。吸血鬼の牙。


・レベル : S-70相当


・所属 : 魔族四天王


・職業 : なし


・人物設定 :


 絶滅寸前となっている吸血鬼の生き残り。

 かつて人間たちから苛烈な暴行を受け、長年虐げられてきた。

 その最中にビィと出会い、彼女の血を飲むことで吸血鬼として覚醒。

 ビィの影響を多分に受け、『世界は痛みと恐怖によって支配されている』という価値観を強く持つようになる。


 他者を拷問することを楽しんでいると思い込んでいるが、実際は自身の心に根付く恐怖心からの現実逃避に近い面があり、恐怖を忘れるために恐怖を奮うという自己矛盾に苛まれている。


好きなもの


拷問。

少女の血。

可愛い少女。


嫌いなもの


痛みと恐怖。

男。

不細工(男女問わず)。



■グレイベア


・性別 : 女


・年齢 : ?


・レベル : ?


・所属 : なし


・職業 : ?


・能力 : ?


・人物設定  :


 かつて四代目魔王の専属使用人を務めた魔人。

 魔王に心酔し、彼女に身も心も全てを捧げることを至福の喜びに感じていた。

 冷静沈着で感情をほとんど表に出さないが、魔王に関することだけは感情を隠し切れないことがしばしば。

 魔王以外の者には極めて冷酷かつ無感動。

 彼女が忠誠を誓っているのはあくまでも四代目魔王であり、次代の王であるビィには忠誠心は持っていない。

 パンダが冒険者へと転身したことをこの宇宙の歴史上最大の悲劇だと感じており、なんとかして彼女を支えなければという使命感に突き動かされている。

 それにあたって魔王城とは袂を分かっており、魔族からは命を狙われる身となった。

 パンダとの約束を信じ、四天王の一人であるカルマディエ討伐を目論む。

 そのための駒としてマリーの命を救い、行動を共にすることに。


好きなもの


四代目魔王。

料理。洗濯。掃除。

四代目魔王からの暇潰しのムチャブリに応えられた瞬間。


嫌いなもの


軽薄な男。

四代目魔王に歯向かう者。

汚い住居。



■ムラマサ


・性別 : 男


・年齢 : ?


・レベル : ?


・所属 : 魔族四天王


・職業 : 剣士


・人物設定  :


 四天王の一人。

 四代目、五代目の二代に渡って四天王を務めている。

 過去、特別ルールの試合ではあるが、四代目魔王に唯一勝利したことがあるほどの刀の達人。

 以降四代目魔王とは度々行動を共にし、傍目には仲のいい友人のように見えていた。

 もしムラマサがいなければ、四代目魔王は順当に黒魔導士としての資質を高め、専用のビルドを組んでいた可能性が高い。

 だがムラマサの剣術に追いつくため四代目魔王は戦士寄りのビルドを施し、一貫性のないステータスになってしまった。

 そのことをグレイベアから密かに恨まれ続けている。


 血統主義の魔族において、刀一本で四天王まで上り詰めた数少ない例外。

 パンダが元魔王だと知っている数少ない人物の一人。



■カルマディエ


・性別 : ?


・年齢 : ?


・レベル : ?


・所属 : 魔族四天王


・職業 : ?


・人物設定 :


 四天王の一人。

 五代目魔王ビィが選別。パンダも聞いたことのない魔人。

 四天王になるほどの魔人は以前から魔族の間で名が知れていることがほとんどだが、カルマディエの四天王選抜は多くの者にとって突然の出来事だった。

 パンダの存在を知っており、ビィの意思とは別に単独でパンダ抹殺の計画を進行している。



◆国・勢力



■魔族

 『魔王の血の盟約に連なっている者』を魔族と呼ぶ。

 パンダは現在五代目魔王であるビィの盟約下にはないが、その一つ上位の『サタンの盟約』に連なっているため魔族に含まれる。

 その性質から『闇の血統』とも揶揄される。


■魔人

 魔王を筆頭とした、レベルシステムを持つ上位種族。

 多くが人型。基本スペックとポテンシャルは人間よりも高い。

 ほぼ全ての魔人は人間のS級、最低でもA級と同等のポテンシャルを持ち、同レベルの魔人と人間が戦えばかなりの確率で魔人が勝利する。

 ただし人間よりもレベルは上がりにくく、習得できるスキルも人間よりも遥かに少なく、個体数も圧倒的に少ない。寿命は存在するとされているが、未だ寿命によって死亡した者は数えるほどしかいない。

 知能は人間と同等。


■魔獣

 魔人と『血の盟約』を交わした魔物。故に魔人が召喚した眷属などは必然的に魔獣となる。

 レベルシステムはなく、魔物とも違う理に囚われるため、血の盟約以降は魂を収集しても能力の上昇はない。

 が、盟約時に能力が大きく上昇するため、魔人よりも強い個体も存在する。

 知能は個体差が大きくある。



■ハシュール王国

 比較的新しく建国された国。

 大陸の最南東に位置し、豊かな自然に恵まれている。

 地図的には人間領と魔族領の境界線に近くはあるが、入り組んだ地形の関係で陸を歩くとかなりの距離がある。

 エルフ族の希望を断つためだけに建国された国で、魔族との戦争は視野に入れておらず軍事力は低い。

 周囲に強い魔物も生息しておらず、争いの少ない平和な国。そのため駆け出し冒険者が集まりやすい。

 初代国王がエルフ族の窮状を憂い、自国領内にエルフ領を認め庇護を行う。他国からの批判にも気丈に立ち振る舞い、エルフ族と不可侵条約を結ぶ。



■バラディア国

 ルドワイア帝国に次ぐ強大な軍を持つ強国。

 バラディア騎士団は特に強力な組織だが、軍隊というよりは人間領内に発生した魔族の脅威を排除する特殊部隊に近く、世界中に派遣されている。むしろバラディア国内に留まる機会の方が少ないほど。

 ルドワイア軍を除けばトップクラスの魔族討伐実績を持ち、戦闘のスペシャリストが揃っている。


 魔族に対抗するための強い軍隊を作ることだけに専念しているルドワイア帝国とは違い、様々な研究開発を率先して推し進めている国。

 世界中に広まっている発明や研究成果も、バラディア国発祥のものが多い。

 そのため世界中から優秀な知恵者が集まり、『バラディア国は変人が多い』という風評被害も彼らが原因。



■ルドワイア帝国

 人類が魔人から文明を取り戻してから最初に建国された国。

 三〇〇年もの間魔族と全面戦争を続けており、世界中から名を馳せた強者たちが集まってくる。

 ルドワイア軍はその雑兵一人とっても規格外の強さで、バラディア騎士団の部隊長クラスがゴロゴロいる。


 人間領内で最高難易度の狩場を国営ダンジョンとして所持しており、ルドワイア軍に入隊した者はそのダンジョンで地獄のレベリングを超える必要がある。

 毎年数百人規模での死者が出ているが、その地獄を乗り越えた僅かな者たちが人類最高峰の戦力として魔族との戦争に身を投じていくことになる。


 中でもルドワイア帝国騎士団は、魔族ですら迂闊には手が出せないほどの、化け物じみた戦闘力を持つ者たちで構成されている。




◆システム要素



■血の盟約


 初代魔王サタンが編み出した盟約。全ての魔族はこの盟約を持つ。

 魔人同士、あるいは魔人と魔物との間に結ばれ、絶対的な支配を強制する呪い。

 強制力が働くのは直接盟約を交わした魔人同士。「死ね」と言われれば問答無用で自害させられるほどの強力な強制力を持つ。

 魔族としての自らの権力の象徴であり、魔王がその権力の頂点に立つ。


 一人の魔人が結べる盟約に限度はなく、その魔人のキャパシティさえ許せばいくつでも盟約を結び直属の配下を作れる。

 ただし魔王だけは例外で、キャパシティに関係なく魔王が結べる血の盟約は四つに限定されている。この四人が四天王の地位に就くことになる。

 どの四天王の盟約に連なっているかで、魔族間でも派閥が存在する。


 盟約はいかなる手段を以ても破棄することはできず、また魔人が死亡した際にはその盟約下にある者も道連れにする呪いが込められている。そのため自分よりも上位の存在への反逆は不可能。


 ……ではあるのだが、実は抜け道があり、魔族の間では上記のことはある種の心構えへと変わり果て形骸化しつつある。



■レベルシステム


 かつては魔人のみが有していた能力。

 今では人類にも広まり、この二種族のみが有する。

 最高レベルは100。

 全ての生命は他者を殺すことでその魂を自身の内に蓄積するが、それを一切無駄なく力に変換できるのは魔人と人類のみであり、他の種族はただ魂を蓄積しているだけの場合が多い。

 ただしレベルの概念はなくとも魂を蓄積すれば少しずつ強くなることは可能。


 1レベル上げるごとに必要な魂は段違いに上昇していくが、中でも壁となるレベルがある。

 10。25。40を超えているかが大きな目安として扱われている。

 25を超えていれば冒険者としては中堅。


 5レベル上がれば傍目にもはっきりと違いがわかり、10レベル上がれば別人のような強さになる。



■スキルポイント


 レベルアップ時に獲得できる、力へ変換し切れなかった無色の魂。

 これを用いてスキルの習得・強化をしたり、伸ばしたいパラメータを強化したりできる。

 レベルシステムの真骨頂。

 他の種族のようにランダム性の少ない、自身の適性に最適な強化を施せる。

 スキルポイントの総量はそのまま最終的なステータスの高さに直結するため、スキルポイントが多い者ほど強くなる傾向がある。

 ランク分けがされており、C~Sまである。

 パンダはSの更に一・五倍という規格外のスキルポイントを持っていたため最強の魔王として君臨できた。

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