帽子をください!

秀「さて、先ほどサビ前を撮ったのに、サビに行かずに星野ソロのためAメロ近辺に戻ります、パレードまだです。」

星野「‥‥特に歌うわけではないんだけどね」

箱野「パレードまだです‥‥」


秀「えー、箱野くんは霞草ちゃんと持ててる?」

箱野「僕は持ってるんですが画像だとたまに映されないのです」

秀「心霊現象かなあ‥‥、まあいいや、最初のとこ映ってるし、星野撮ろう」ニタア

箱野「はい‥‥」ニコリ


星野「‥‥俺、この曲はパフォーマンス担当かな、」

秀「帽子でも投げて箱野くん受け取る?星野はスーパースター、帽子めっちゃ嬉しい、みたいな」

箱野「いいですねー、」


星野「‥‥」ポーイ 全然違う方へ飛ぶ

箱野「‥‥‥‥」取れない

星野「‥‥‥‥っいた」ペーイ 自分にぶつかる

秀「嘘だろお前‥」

星野「運動はあんまり‥」

秀「運動か‥‥?足速えのに‥、ファンの声が必要とかないよな」チラッ

箱野「‥‥?キャーホシノサーンボウシクダサーイ!」

星野「‥‥」スポン

箱野「っ!!」バシッ

取れた

秀「うええええ」

星野「‥‥林檎ちゃんの素質あるよ、たまきちゃん」

箱野「か、考えときます‥‥」

秀「えええ、え、今のうち、撮ろうか‥‥」








帽子、帽子、帽子をください

林檎の実が落ちるよりはやく

音をたてないように

‥‥なんちゃって。



「愉快な パレード

客が見てるよ」



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