May I ask your name?
この前とは別の局内の薬局。星野と君+俳優 箱野環(出張せんきゅ)
星野「‥‥‥‥」正露丸。
箱野「‥‥‥‥」ロキソニン。
薬局は珍しく混んでいた、6人くらいレジ前にいる、集団腹痛だろうか、それとも集団頭痛か。星野は正露丸を買いに行ってから帰りが遅いので君は様子を見に来た。
君「‥‥うわ、麻兄さん、混んでるねえ」
星野「‥‥うん、そうだね、俺の後ろもけっこ‥‥あ」
箱野「‥‥あ」
いつぞやの。
星野「‥‥‥‥‥‥箱野さん、こんにちは、この前はうちのギターが‥‥お世話になりました」
箱野「いえいえ、お世話なんて‥‥、やっぱりミュージシャンさんだったんですね」
星野「‥‥‥‥まあ、一応。こっちがうちのベースです」
君は箱野の顔を覗く。
君「ベースの天石君です、よろしくね、えっと箱野さん」
箱野「よろしくお願いします、箱野環です、俳優やっております‥‥、今日は収録ですか?」
星野「‥‥雑誌の撮影です、‥‥箱野さんは?」
箱野「ドラマの台本のセリフ合わせだけですー、」
君「えー!なんてドラマ?っかって聞いて大丈夫?」
箱野「あ、どうでしょうね、分からないです‥‥、シークレットでお願いします」
君「うわあ、聞いてごめんね〜」
「おつりの650円です、ご確認ください」
星野「‥‥‥‥ありがとうございます、さあ、‥‥控室戻ろうか、箱野さんじゃあまた今度」
君「猫太郎も待ってる!俺先いくね!ばいばーい!」
箱野「はい、それじゃあ。‥‥あ、あのバンドの名前、お聞きしていいですか」
星野「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥失楽園です、じゃあ」
箱野「‥‥‥‥しつらくえん」メモメモ
箱野「‥‥‥‥うわ、武道館ライブするんだ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます