第2話<ハムレット 第一幕 第三場 ボローニアス家の一室>

レアティーズ「バレンタインのことだが、その気持は一時の浮気、若さゆえの気まぐれと思うがいい。人生の春に咲くスミレの花だ、早く作画長続きはしない、美しくはあるが、すぐにしぼむ、一時の慰めでしかない。それだけだ」

オフィーリア「それだけかしら?」

レアティーズ「それだけと思うのだ」


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ボローニアス「欲望の血が燃えると、魂はいくらでも誓いのチョコを連発するのだ。乱れ打ちだ」

ボローニアス「だがなオフィーリア、そのチョコは見た目ほどには味はない。口の中で溶けたところで甘さも香りも消え果てる」

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2月14日に向けた、悪意ある戯曲の引用 @skpr

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