第2話 雨の日は

 ピピピ。

「ん…。香…起きて。」

僕らの1日は6時半に始まる。

「先行っといて…。二度寝す…る、、」

香。こいつは、僕の弟で母親似の天然タラシ。兄の俺から見ても、綺麗な顔をしていると思う。

「遅刻しない程度にな。」

ポンポン。香の頭を軽く撫でてから俺はベッドから出る。そして、毎日の日課が手に消毒をしてから黒い手袋をつける事。ここまで言ったら多分察しがつくだろうが俺は極度の潔癖症だ。手袋をつけてないと、やってられない。

手袋を、つけたら身だしなみを整え朝食作りに入る。


今日は雨。





頭が痛い。

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鈴の音がなる頃には。 @kamome8877

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