第97話 外伝3.1960年頃各国情勢

・1960年頃GDP比較

アメリカをGDP100とした場合の比較です。

1.アメリカ 100

2.日本 75

3.イギリス連邦 60

4.ドイツ 40

5.フランス連邦 35

6.オーストリア連邦 30

7.イタリア(北アフリカのリビアはイタリア連邦のためリビアを含む) 20

8.ロシア公国 15

9.トルコ 10

10.カタルーニャ共和国 10


・1960年頃国力比較

国力は私の主観的な国の総合力

1.アメリカ 100

2.ソ連 80

3.イギリス 75

4.日本 65

5.ドイツ 45

6.フランス 35

7.イタリア 30

8.オーストリア連邦 30

9.ロシア公国 15

10.トルコ 10


※今後、中華民国と中華人民共和国が伸びて来ると思います。

※日独墺で140とアメリカを上回ります。史実に比べアメリカの絶対的な強さがありませんので、アメリカ主導で世界情勢が進んでいるわけではありません。


――アメリカ

 アメリカは史実に比べ国際影響力が絶対的ではありません。最大の大国であることは確かですが、日独墺連合には単独でかないませんし、ソ連やイギリスとの国力差も余りありません。

 経済力も世界一位ではありますが、こちらも絶対的ではありません。広い国土と豊富な資源、農業生産量と追随を許しませんが、圧倒的というほどではないです。

 史実より遥かに早く公民権運動が起こり内乱直前まで発展しましたが、まとまることは出来ました。孤立政策の為、ヨーロッパで起きた大きな事件に関わることもありませんでした。

 

――ソ連

 東西に分裂し統合したソ連ですが、史実と異なりドイツやオーストリア連邦を始め対外融和政策を取っています。ゆるやかな社会主義国となったソ連は史実に比べ経済力があり、民生品も進んだものが導入されています。

 中国の改革開放路線に近いと思います。このまま年数が進んでも史実のように崩壊していく様子はありません。さらなる市場開放は行うかもですが。ウクライナやカザフスタンなどは独立しました。

 

――イギリス

 イギリスは史実よりかなり強力になりました。脱植民地政策がはまり、大きな戦争もなかったため大英帝国は衰退したものの、広大な植民地に上手く利権を残し元植民地でも大きな紛争は起きていません。

 

――フランス

 ドイツと戦争を行った結果、国際的な地位が激しく下落しましたが、その後の大胆な植民地政策で株を上げ、国力も増強されました。まだドイツには敵いませんが……

 

――円経済圏について

 円経済圏は世界最大の経済圏となっています。日本、ドイツ、オーストリア連邦、トルコ、ポーランド、北欧三国、サウジアラビア、タイ、東ズンダ共和国、カメルーンなど。

 南米諸国を一切書きませんでしたので、南米諸国にも円経済圏はあるかもしれません。円経済圏の次に大きいのがイギリスのポンド経済圏です。こちらは伸びしろも大きいかと。

 逆にドルはこの世界だとアメリカ一国は大きいですが、史実ほど絶対的ではありません。

 

――アフリカ

 アフリカは西アフリカと中央アフリカは大きく英仏ベルギーなどの協力の元、大きく統一された緩い連邦制を目指しています。西アフリカのリベリアとカメルーンは元々独立国なのでこの共同体には参加してません。

 1970年ごろを目途に連邦国家としての独立を目指してます。英仏日独の四か国による教育プログラムや産業育成プランが絶賛実施中です。特に農業に力を入れてます。

 東アフリカはエチオピアが独立国ですので、その他の地域は大きな枠組みで西アフリカと同じような独立国を目指しています。



・登場人物ネタバレ

登場人物のネタバレします。もうバレバレですが、一応……


――ヨーゼフ

 ヨーゼフ・ゲッペルス。史実では宣伝やらを頑張っておられましたが、この世界では実業家。持前の宣伝手腕をいかしてテレビ界の重鎮として成り上がった。


――ハインリヒ

 ハインリヒ・ヒムラー。動物大好きが高じて環境保護やサファリパークのプロデュースなどを頑張っている。日本人好き。日本人好きは元来のもので、この世界の日本だからというわけではない。

 この人……史実でもゲルマン民族と日本民族を結び付けようとネタさがしてたくらいですし。武士道に傾倒していたようですね。

 

――ノートの御仁

 伏見宮博恭王です。宮様。


・二次創作

 ある売れない画家の死 日本が日露戦争後大陸利権を売却していたら? ~ノートが繋ぐ歴史改変~ 二次創作

 著者:結城藍人さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883010769


外伝はまだ続きます。

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