プロローグ

 笑ったり、お喋りしたり…。

時には、怒ったり、喧嘩したり…。

たわいない事で、一日一日が過ぎていく。


 当たり前の事が当たり前の様に、ずっと続いて行くのかと思っていたあの時。

私たちは、変わらぬ友情があるのだとそう信じていたあの頃。

そんな日常が、ある日を境に少しづつ変化していた事に、その時の私たちはまだ知る由もなかった。

 些細な出来事が、やがて大きな潮流なって行く事になろうとは…。


 この広い宇宙を舞台に、私たちは歴史の1ページを刻んで行くのだけれど、それは有史以来の人類が築き上げた歴史の中では、ほんの一瞬の瞬きなのかもしれない。


 ―これは、8年後に起こる戦争へのプロローグ…。―

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る