個人的にはシチュエーション(ベース世界+コア要素)に応じて使い分けるのもひとつの手なのかなぁと思っています。
・シチュエーションの新奇性が強い場合→世界観まで独特だとマニアックになりすぎるので、既存の普遍的な世界観を応用。
例1:(学園+殺し屋)+ランチェスターの弱者戦略=暗殺教室
例2:(図書館+戦争)+思想の自由市場論=図書館戦争
例3:(無人島サバイバル+自殺未遂者)+環境主義=自殺島
・新奇性が弱い場合→世界観まで型通りだとありきたりなものになりやすいので、独自の世界観を構築する。
例4:(超能力者学園+魔術師)+難題を抱えた相手を真正面から救うヒーローの活躍=禁書
例5:(超能力者学園+職業ヒーロー)+必ず勝って必ず救う最高のヒーローを目指す=ヒロアカ
後者の例は世界観というよりテーマな気もしますが、作者なりのヒーロー論が強く反映された結果として独自の魅力に繋がっているのかな、と。
作者からの返信
提案ありがとうございます!
胸にストンと落ちました。
このアドバイスを応用して、色々考えてみたいと思います。
編集済
2021年11月4日追記
恐れ入ります。
質問です。
このエピソードに書いてある単語の意味を知りたいです。
文中のコツにある『物語構成』『キャラクター配置』の単語
の解釈は以下であっているものはありますか?
『物語構成』とは
1 作中における時間の流れ
例 ループ型構成
2 作中を進行させる出来事
例 プロットポイント2で事件の犯人がわかる
『キャラクター配置』とは
1 登場人物が作中で成しとげなければならない役目
例 主人公はセントラルクエスチョンを解決する
2 登場人物が作中で登場する順番
例 主人公は作中で一番早くに登場する
お答えいただければありがたいです。
面白かったです。
執筆をして下さってありがとうございます。
提案なのですが、ウラジーミル・プロップの『昔話の形態
学』に書いてある昔話構造31の機能分類と7つの行動領域を参考
にしてみてはどうでしょうか?
引用 Hstena Blog うちゅうてきなとりで
『昔話の形態学』ウラジーミル・プロップ その1
『昔話の形態学』ウラジーミル・プロップ その2
NAKAJIMA SAN ストーリーシンボル
昔話の構造31の機能分類(ウラジミール・プロップ)
リンクを貼りたかったのですが、許可を得ていないので貼れ
ませんでした。また、ウラジーミル・プロップの『昔話の形態
学』はAmazonでは中古でしか売っていませんでした。
工程の構築に役立てれば、幸いと存じます。
この作品の続きを楽しみに待っています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アドバイス頂きました31の機能分類を軽く調べてみましたが、キャラクター構築とストーリーとの融合の際に応用が効きそうでワクワクしました。
もっと面白い物語を描けるよう、勉強してみます。
ありがとうございます!