工程07 3本のサブプロットの展開を考える

●概要

前工程で決めたサブプロットを、3~4展開程度の物語として作る。

また、この工程が終わった段階で

キャラクター及び世界観コンセプト工程を終わらせること。



●工程の趣旨

メインプロットへ組み込むための準備。

展開がブロック化していれば、3本それぞれの展開の順番を交互に組み替えて描くことが可能になり、

そうして描かれた物語は展開が予想しにくくなるため、読者を飽きさせない。



●コツ

三幕八場のかたちで簡単に作ってみても良い。

またあくまで「意味」や「役割」のみを展開として列挙した方が良い。

詳細は他のコンセプトにも影響する為。


例:1「事件の発生」

  2「手がかり1」

  3「てがかり2」

  4「犯人の判明」

くらい簡単でもよい。

無論、もっと詳細を書いてもかまわない。



●メモ

後から他のサブプロットと順番を入れ替えることで、伏線を作ったり登場人物の葛藤を深くしたりと、いろいろと工夫できるように、一つの展開ごとに可能な限り単体で成立するような意味合いを持たせた方がよい。

そのあたりは次の工程で行う。



●参考

伊都工平:ブログ「Scratch Line」(※敬称略)

その他

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