工程06 3本のサブプロットを用意する
●概要
「キャラクターコンセプト作成工程」にて作った、
「キャラ類型」と「キャラの関係性」から想定される物語(サブプロット)を三本作る。
例:「〇〇が◇◇に心を救われる物語」
「△△が復讐を果たそうとする物語」
「◇◇が△△に贖罪を求める物語」
●工程の趣旨
物語上に深みを与えるために「サブプロット」を用意する工程。
メインプロットが「物語がゴールへ至る流れ」ならば
サブプロットは「登場人物自身が求めるゴールへ至る流れ」と言える。
登場人物はそれぞれに大なり小なり目的を持って生きている。
「好きな先輩に告白したい」から「破滅へと向かう世界を救いたい」まで。
そしてその目的は類型とキャラの関係性から導き出されているはず。
登場人物たちが求めるものを描くことで、ストーリーに深みと現実感を与えるために必要な工程。
●コツ
サブプロットは、主となるキャラ1人と、そこへ関わる従となるキャラ1人で考えるとよい。あくまで単純なストーリーラインにしておかないと、メインプロットに組み込む際に他のサブプロットと干渉し合って、成立しなくなる為。
ストーリーラインそのものは、次の工程で決める。
また、悩むようであれば先に「キャラクターコンセプト工程」を進めるのも良い。
●メモ
ひとまず類型と類型の相性を見て、考えられるラインを作るとよい。
また、三つが多ければ2つ程度に減らし、その分、メインプロットとの関わりを増やすというのも手
●参考
伊都工平:ブログ「Scratch Line」(※敬称略)
ほか不明
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