第3話 精霊契約とステータスsideエリン
(初めましてー、精霊のグラピウスです。よろしくエリン!)
と、元気いっぱいな声がエリンの頭の中に響いてきた。
(ん〜?よくわかんないけどよろしく、えーっとグラピウス?)
と、眠たげに返した。
(私はエリンのサポート役なんだよー!)
(サポート役?何できるの?)
(唐突だねー、その前に契約して欲しいなー?)
(何で?)
(しないと長く身体に入れないのー)
(わかった、やり方は?)
(身体の中に何がいつもと違うものがある感じわかる?)
そう言われたエリンはアランと違い感覚で魔力を感じるとこができた。
(わかる)
(じゃあ私の魔力を流すからうまく混ぜてね)
(出来た)
またも感覚でアランより早く契約した。
(いいねー、感覚派かな?)
そしてエリンは
(グラピウスは何ができるの?)
(何も出来ないんだ...でも私も成長してエリンを助けられるように頑張るから待っててね)
(そう、期待してるね)
(あ、スキルの使い方ならわかるよ?)
(そうなんだ、教えて?)
(まず、《ステータスオープン》だね)
(《ステータスオープン》)
すると、アランと同じ様にウィンドウが表示された。
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名前:エリン・ヴァールハイト
種族:人族
Lv:1
HP:20/20
MP:10/10
筋力:3
耐久:2
魔力:19
敏捷:2
器用さ:2
運:50
スキル
【全言語】【ステータスウィンドウ】【念話】
【鑑定Lv1】【鑑定阻害Lv1】【鑑定詐称Lv1】
【魔力操作Lv1】【思考加速Lv1】【感覚】
ユニークスキル
【
【健啖Lv1】
魔法
【精霊魔法】
称号
【転生者】【双子】【喰らう者】【精霊の契約者】
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(スキルとか多いねー、【鑑定】してみたら?)
鑑定の結果は、
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感覚:スキル
効果:感覚で物事がわかる。
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健啖Lv1:ユニークスキル
効果:多く食べる事が出来る。食べた分がカウントされHPに加算される。消費するとカウントが減る。
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喰らう者:称号
効果:食材となった生物のスキルを稀に入手出来る。
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(スキルとか多いねー)
(うーん、わかんないや)
(私も、そうだ念話で聞いてみたら?)
(わかった、《念話》)
しかし、反応が無かった。
(なんで?)
(多分私と一緒に生み出された精霊と話してるのかな?)
(そうなんだ)
(どうする?)
(そうだね、少し眠いから仮眠でも取ろう)
(じゃあ寝よっか)
その後、熟睡してしまった結果、2時間15分後に話し始めることになった。
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