昼の選択肢
昼休みの時間。ジャムぱんとイチゴ牛乳を持った
「あのさ
「それがどうした
「えっ?!さっきの太子は、津井は姉妹がいないとおもうぞって言ったよ!」
「おい……さっきって、初めて津井のことを話したぞ雄一」
「えっ?」
太子の言うことが、変っていた。
「津井~!おまえら姉妹いつも仲がいいよな」
「太子君はこれから購買に、ぱんを買いに行くの?」
「おう!」
「ジャムぱんは売り切れてるから、
「
太子と姉妹が楽しそうに話している、津井さん達を見てると僕は不思議な気分になる。さっきの出来事は何なのか……。
「ああ、
「はじめまして
「はじめまして~」
「それから俺は
「太子君、ねるほど~~って、知ってるよ」
「だよね~太子くんは中学から知ってるもんね~」
購買の前で初めて津井さんと話をした。何かが変って姉妹と話している太子と自分がいる。
「じゃ~藍子~今日はグラウンド前のベンチで食べよう」
「わかった、じゃ太子くんと雄一くんまた~」
僕と太子の方に間の真ん中を割って、
「ちょっと待って!」
僕は二人の姉妹が向かって歩いてくるのを制止した……!
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