少女と喫茶店


第1幕 第5話 少女と喫茶店



 遠くの深緑の山々を、朝霧が覆っている。涼しくて気持ちのよい朝だった。ただ、女の子の歩いている駅前の繁華街の空気はあまりよくなかった。夜のうちに出されたゴミの袋をからすがつつき回し、中の生ゴミがあたりに散乱して、よろしくない匂いが漂っている。

女の子は首から提げた古ぼけたカメラを構える気になれなかった。一度立ち止まってつばの大きな白い帽子をかぶり直すと、またどこへともなく歩き始めた。

あたりには早朝だというのに、もう人が歩いている。都会の朝は早い。みんな、目的地を目指して歩いているのだろうが、女の子には特別、目的地というものがなかった。だからか、女の子の足取りは他の人間たちに比べて遅い。

街には人のわずかな喧騒と、カラスの鳴き声と、車の走行音が響いていた。女の子の足は自然と、駅とは反対のほうを向いた。


​♪♪♪


 彼は怯えていた。今朝早く、なにやら箱に入れられてここに運ばれた。それから、そのままである。おずおず箱から顔を出して外を覗いてみたが、黒い鳥がビニール袋を破いているだけであった。

彼はまたすぐに顔を箱の中に引っ込めた。昨日から何も食べていないので、おなかが空いているが、どうも怖くて外に出られない。しかしこの場所の匂いはなんてひどいのだろう。鼻の利く彼にとって、この生ゴミの匂いは耐え難かった。でも、やはり怖くてこの箱を出、別の場所へ行く気にはなれなかったのだった。

と、生臭いゴミの匂いに、柑橘系のいい匂いがかすかに混じった。それに合わせ、小さな足音も聞こえてきた。彼はまた、おずおずと箱から顔を出した。


​♪♪♪


 女の子は、ほとほと退屈していた。歩いても歩いてもカラスに荒らされたビニール袋と散乱した生ゴミ、そして閉店した店しかなかった。彼女にはここが、面白いと感じられなかった。どうも今回の旅行は楽しくない。いつもと同じだ。少し前に感じた身体の中に沸き上がるような衝動は、気のせいだったのだろうか。

そう考え事をしていたとき、近くのゴミ捨て場で何かが動いたような気がした。

女の子がそちらを見ると、他と同じ、破かれたゴミ袋の山の近くにダンボールが一つ置かれている。その中から、茶色の毛並みをした小さな猫が、鼻から上だけを出して、こちらを見ていた。黄色いつぶらな目と、女の子のクリッとした蒼い目が合った。女の子はしばらく猫を見つめていた。猫も同じく女の子を見つめている。

女の子はだんだん、この子猫が気の毒になってきた。

「おなか、空いてない?」

女の子は子猫と距離を少し置いたまま話しかけた。子猫は変わらずじっと女の子を見つめている。女の子はきょろきょろと周りを見回した。なにか食べ物をあげようと思い立ったのだが、鞄のポケットにはあめ玉くらいしかなかった。

コンビニに行けば何かあるだろう。そう考えた女の子は、子猫にここで待つように言い聞かせると、コンビニを探して走って行った。


​♪♪♪


 目の前の女の子は人間の言葉で何か言うと、元来た道を駆けて行った。子猫はまた、ダンボールの中に顔を引っ込めてうずくまった。

おなかが空いた。のども渇いた。

子猫はまた、だんだんと孤独な、寂しい気持ちになった。このまま自分はここで、たった一人で死んでいくのだろうか。

死んだらどうなるのだろう。あちこちのゴミ袋のように、あの黒い鳥につつかれるのだろうか。はたまた、ゴミのように回収されて、捨てられてしまうのだろうか。それを避けるためには、どうあってもここから抜け出して、食べ物ときれいな水を探さなければならない。

街は少しずつにぎわい出していた。人間たちが足音を立ててそこかしこに歩き回っている。なんだか体が重い。まぶたも重い。さきほどの人間の女の子はいったいなんと言っていたのだろうか。自分のことをなにやらじっと見つめていたが。

そこまでぼんやり考えて、子猫はそっと目を閉じた。そこには、静かな暗闇だけが広がっていた。子猫は眠り始めた。


​♪♪♪


 女の子は少し不安になって繁華街のコンクリートを駆けていた。コンビニで愛猫用の贅沢ササミと水を手に入れたのは良かった。それらの品々は今、彼女の右手に下げられたビニール袋の中にある。しかし、子猫がいるゴミ捨て場とこのコンビニを往復する間に、あの子猫がちゃんとあの場所で待っているかどうかが、急に気になり始めたのだ。

少ないとはいえ人の往来もある。もし、悪い人にいじめられたりでもしたら。

女の子はこれまでの旅で、野良猫にひどいことをする人や、小鳥に向かって石を投げる人などをたびたび見てきた。人間とは凶暴な動物である。その凶暴さは、時に理不尽な暴力になることがある。そして、それを楽しむ人間がいることを、女の子はよく知っていた。

急にそのことが思い出されて不安になったので、女の子は子猫の元へ急いでいた。行きと帰りで距離が違うように思える。実際は同じ距離なのに、しかも帰りは行きよりも早く走っているのに長く感じられた。

やがて、小さなダンボールがゴミ袋に混じって置かれている一角にたどり着いた。女の子は荒い息のまま子猫を呼んだ。

「ねこちゃん、いる?」

女の子は息を整えながらゆっくりとダンボールに近づいていった。

反応が無い。

恐る恐るダンボールを覗き込んでみると、さきほどの子猫が目を閉じて横たわっていた。女の子はほとんど泣きそうになりながら、子猫の頭を撫でてみた。

女の子は、視界に水が滲んでいるのを認識すると驚いた。瞳から水が出る。胸の辺りが海水を飲んだときのように圧迫されて苦しい。

「きっと、海水を夢の中でたくさん飲んでしまったからね。」

女の子は、そうつぶやいた。

子猫はピクリと反応すると、ゆっくりと目を開けた。


​♪♪♪


 相変わらず目に前は真っ暗だった。臭い生ゴミの匂いと、人間の行き来する音。

なぜ自分は生まれてきたのだろう。

なぜこんなメにあっているのだろう。

お父さんとお母さんはどこに行ったのだろう。

彼の記憶には、確かな暖かさを持った時間がある。なのに、それが今では無かったことのようになっている。その記憶は遥かに遠く、いくら走って行ってもたどり着けないほどの遠くになってしまった。

子猫は、すべてがどうでもよくなってきた。

そのとき、生臭い匂いに混じり、またあの柑橘系のよい匂いがしてきた。匂いは少しずつ近くなり、そして、かすかにあの声が聞こえてきた。そして次には、自分の頭を何かが触った。彼はうっすらと目を開けてみた。


​♪♪♪


 子猫はうっすらと目を開けた。女の子は一安心して、右手に下げたビニール袋の中からペットボトルの水を取り出した。そこまでして、女の子は動きを止めた。水を入れる器のことを忘れていた。女の子は子猫に申し訳なく思いながらもキャップをひねって開けると、水をそのキャップに注いで子猫の前に置いた。

子猫は弱弱しくも、そのキャップの水を飲んだ。子猫が飲むと、また女の子は水を注ぎ足してやった。子猫はまた水を飲んだ。それを何回か繰り返して、女の子は愛猫用、贅沢ササミを取り出して封を開け、子猫の鼻先に差し出してみた。

子猫はクンクンとササミの匂いを嗅いでから控えめに先の方を少しだけかじった。

「おまえ、捨てられたんだね。」

女の子は、猫が自分の言葉を理解できないということは承知していたが、話しかけずにはいられなかった。子猫はやがてササミを食べ終えた。そして一生懸命にダンボールを出て女の子の足元に座った。

どうしようか。

女の子は目の前に座った猫を撫でながら少し困った顔で見つめていた。女の子は立ち上がって、ゆっくりと駅とは反対の方向にある山のほうへ歩き始めた。子猫も女の子にくっついてトコトコと歩いて行く。

女の子は立ち止まって子猫を見下ろした。子猫も女の子を見上げている。子猫は女の子についていくのを選んだようだ。


​♪♪♪


 女の子と猫がいた駅前繁華街から山の方へ坂道を登ると、少しレトロなヨーロッパ風の町並みに変化する。この場所は観光名所としても有名だ。ちなみにこの辺りは自営の喫茶店が多く、お茶を飲むのにも適している。女の子は、必死についてくる子猫を気にしながらお店を探した。

それにしても、色々なお店がある。ロシアの雑貨店、イギリス紅茶のお店、シェフのフレンチレストラン、ガラス細工のお店、多種多様だ。駅前繁華街よりこちらのほうがよほど楽しい。また女の子の身体の中に、勝手に湧き出てくる泉のような衝動が生まれた。

山が近いので空気は清浄に近かった。

さらに登っていくと店先にテーブルが出ている小さな喫茶店があった。店内に客がいる様子はない。女の子は店の扉を開けた。扉につけられたベルがチリリンと鳴る。

「いらっしゃい。」

店のカウンターには口ひげを生やした中年の男が白いコーヒーカップを片手にたたずんでいた。

「お一人様?」

「はい。」

「ねこちゃんと一緒なら、外のテーブルでお願いできるかな?」

「はい。」

女の子はマスターの言うとおり、外のテーブル席に着いた。

木で組まれたテーブルと、同じく木で組まれたイスとが、他にもう一組あった。女の子の足元には子猫が座っている。

女の子がぼんやりと曲がりくねった坂道を眺めていると、先ほどのマスターが水とおしぼり、そしてワインレッドのメニューを持ってきた。慣れた動きでそれらを置くと、マスターは一通りの挨拶を済ませて店先の花と植木に水をやり始めた。おそらく女の子が焦らず注文を決められるよう配慮してのことだ。彼が外にいる理由を作ったのである。

食べ物も飲み物も色々あった。定番のトースト類、ピザ、パスタ、それからマスターこだわりの手作りプリンなどなど。

女の子はとりあえず、トーストとコーヒーを注文することにした。女の子が呼ぶと、マスターは手にしたジョウロを置いてトコトコとやってきた。そしてオーダーを聞いてから女の子の足元でおとなしく座っている子猫をチラッと見ると、店の中に入っていった。

ちゃんとした喫茶店でコーヒーを飲むのはずいぶん久しぶりだ。女の子はかぶっている白い帽子を脱ぐと、テーブルの端に丁寧に置いた。それから、首から提げた古ぼけたカメラと白い鞄を同じく、テーブルの上へ。

女の子はうんっと両腕を上へ上げて大きく伸びをした。あたりは小鳥のさえずりしか聴こえない。いいところだ。本でも持ってくればよかったと女の子は思った。子猫も女の子の足元であくびなどしている。

「そういえば。」

女の子は突然思い立った。

「きみの名前を決めてなかったね。」

子猫に名前をつけてあげなければなるまい。しかし、いざつけようとするとなかなか良い名前が出てこないものだ。どれもしっくりこない。ボキャブラリーが無い。

女の子はうなだれた。女の子が子猫の名前を考えていると、マスターがコーヒー、トースト、そしてミルクを紙皿に入れ、それらをお盆に乗せて現れた。コーヒーとトーストを女の子の前に、そしてミルクは子猫の前に置いた。女の子が不思議そうな表情でマスターを見ると、彼はにやっと笑った。女の子は丁寧にお礼を言った。

「かまへん、かまへん。」

訛ってマスターは答えた。

かまへん、というのは『かまわない。大丈夫だ。気にしないで。』というような意味合いである。女の子はもう一度お礼を言った。

「よーなついてるな。綱も首輪も着けてないやん。」

女の子は苦笑いして、事のいきさつを話した。マスターは少し大げさに驚いた。

「えー! じゃ、捨て猫、拾た、いうこと?」

「そう、なっちゃいますね。」

女の子は相変わらず苦笑いを浮かべたまま、きれいに焼かれたトーストを一口食べた。カリッと小気味良い音が鳴る。パンは中の水分がしっかり飛んでカリカリになるよう、規則的に切り込みが入れてあり、そこにバターが染み込んでいてとても美味しかった。これも美味しさを探求した、マスターのこだわりであろう。

「お嬢ちゃん、ここらへんに住んでる人?」

「いえ、旅をしてるんです。」

「旅! ええなー。え、その猫どうするん?」

「それなんですよね。」

女の子は少し困った顔をして、白いコーヒーカップを右手で持って口元へ運んだ。コーヒー豆の焦げたいい匂いがする。口に含めばその香りはなお強く、程よい苦味が広がる。その苦味は舌だけで、喉に着くと潔く消えていった。雑味がなく、すっきりとしたコーヒーだった。

「旅って、なんの?」

「なにかを、見つけるための旅です。それがなんなのかは、自分でもわかりませんけど。

それで、あちこちを回って写真を撮ってるんです。あと、日記を付けたり。」

「へー。それならこの辺は珍しいもんいっぱいあるやろ?」

「だめなんです。そこに行けば誰でも見られるものを撮ってもだめなんです。

そこにいたわたしだけが見たものじゃないと、だめみたいなんです。」

女の子はしっかりとした声で答えた。マスターは納得したようで、目を細めてうなずき、なるほど。と、言った。マスターにこだわりがあるように、女の子にもこだわりがあるのだ。

女の子はコーヒーカップを皿に置くと、どこか遠くを見つめた。女の子自身、どこを見ているのかはわからなかった。ただ瞳には、蒼い空だけが映りこんでいた。

 そんな女の子をしばらく観察してから、マスターは女の子の足元でずっと大人しくしている茶色の毛並みをした子猫に視線を移した。

「この子の名前は?」

「それが、まだ決めてなくて。」

マスターは腕組みをしてうなり、少し考えた。

「マイケル!」

「あ、それかわいいですね。」

「え?」

あまりにあっさりと女の子が決めてしまったので、マスターは少しばかり驚いたが、彼女は子猫にマイケル、マイケルと声をかけている。猫も猫の方で、女の子の呼びかけに対して細い声で反応していた。マスターは苦笑しながら一人と一匹を眺めていた。

ふと彼は、女の子のコーヒーカップが空になっていることに気がついた。

「お嬢ちゃん、もう一杯コーヒーいる? サービスしとくよ。」

「ありがとうございます、いただきます。」

マスターはにっこり笑って、コーヒーのソーサーと空いたトーストの皿を持って、店内に入って行った。マイケルもミルクを少しずつではあるが飲んでいる。

女の子はせわしなく人が歩く繁華街のことを思い出していた。

あそこに比べれば、ここはなんて居心地がいいのだろう。嫌なにおいも雑踏もない、自分の為だけの時間を思いのまま過すことができる。のんびりとお茶を飲んで物思いにふけったり、ぼんやりと景色を楽しんだりできる。ここで本を読んだり日記を書いたりもできるだろう。

女の子は大きく息を吸って、ゆっくりと吐いた。清浄な空気が、自分の中に満ちていく。実に気分が良かった。

 そうこうしているとマスターが先ほどの物とは違う、脚の高いカップ、それからコーヒーをサイフォンに入れたまま持ってきた。それを不思議そうな顔をしている女の子の前に置くと、いたずらっぽく笑った。

「ええやろ。うちのサイフォンと、ぼくのお気に入りのカップ。」

なるほど、コーヒーのソーサーは純白に銀色の細かな花柄の模様が施されている。受け皿のふちとカップの飲み口は同じく銀色だ。金具が金のサイフォンにはコーヒーが入れられているが、その黒い液体は光の加減で濃い赤茶色に輝いた。

コーヒーがこんな色をしていたとは知らなかった。

まるで古代の樹液が化石になった宝石、琥珀のようだ。

「ほんと、すごくいいですね。」

女の子の言葉にマスターは満足気に笑うとサイフォンの木でできた取っ手を持って、カップにコーヒーを注ごうとした。

そのとき、女の子はとっさに立ち上がった。

「写真、撮ってもいいですか?」

「どうぞ。」

マスターは快く応じた。女の子はテーブルの上に置かれた古ぼけたカメラを持って、テーブルから少し離れるとカメラを構えた。

上品で少し古風なな喫茶店の店構え、きれいに手入れされた植木と花、そしてその素敵な空間の主であるマスター、そのマスターがこだわり抜いたソーサーと琥珀色に輝くコーヒー、さらにはミルクを飲む自分の愛猫、マイケル。

今回の旅はあまり良くないと思っていたが、こうしてシャッターを切れてよかったなと女の子は思った。女の子はカメラのレンズ越しにニコニコ笑うマスターに微笑しながらシャッターを切った。


​♪♪♪


 マスターはいつものように新聞を取りにポストへ向かった。店のドアを開けると、木で組まれた店外テーブルの上になにかが置いてあるのに気が付いた。

はて、と、マスターは怪訝な顔つきでテーブルに近付いた。テーブルの上にはオレンジのプリントされた封筒が一枚置いてあった。差出人の名前と住所が英語で書かれていた。真ん中には日本語で、マスターへ、とある。

彼は封を開けて中身を取り出した。黄色の便箋が一枚と、写真が一枚。

彼は思わず笑顔になった。

写真には、自分の店の前でニコニコ笑っている自分と、この手紙の送り主の愛猫が写っている。そう、彼女が自分に手紙をわざわざ持ってきてくれたのだ。

マスターは明るい黄色の便箋に目を通した。いかにも女の子らしい丸い字で丁寧に自分に宛てた文章が書かれている。手紙の本文は日本語だった。書き慣れない言語なのか、ところどころたどたどしい。

「女の子から手紙もらうなんて、生まれて初めてやな。」

マスターは苦笑しながら読み始めた。


『マスターへ。

あの時はありがとうございました。

コーヒーと一緒にすてきな空間と時間もいただきました。

あちこちをあても目的もなく旅するわたしにとって、

マスターの喫茶店はとても安らげる場所でした。

あれからわたしも自分のお気に入りのカップを探しています。

なかなか見つかりません。いつか、見つけることができるでしょうか。

こんど、マスターこだわりのプリンを食べに行こうと思います。

それでは、またお会いできる日まで。

​Ophelia, 』


マスターは軽快に笑うと、写真と便箋を封筒にしまった。

そして一度、店内に戻ってレジを開けると、手紙を一番下のほうに大切に置いて、レジを閉めた。それからまたドアを開けて外に出ると、ジョウロに水を入れ、鼻歌を歌いながら花と植木に水をやり始めた。

マスターは今日もこだわりのメニューと空間で来訪者をもてなしている。それが、ここでしか味わえない、特別な時間になることを、ひそかに願いながら。

「便箋と封筒、買いに行かなきゃなぁ。」

彼は遠くの空を眺めながら、そう、ひとりごとを言った。




→第2幕 第1話へ続く

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