第13話 意思と魔神

俺たちは次の戦場えとむかった。 もはや俺の機体は悪魔や魔神という噂が轟いていた。

敵部隊はこれまでより強くもならなかったのだ。 剣と右手の爪で相手の装甲を貫き、えぐりとり、殴る。

敵部隊はそれだけ撤退していく、あまりにもろい、もろすぎるのだ。

テイルブレードが敵の隊長機にむけて放たれ、刹那  コックピットを装甲ごと貫いた。

銃撃も一瞬で回避できるほど俺の機体は性能が向上していた。

魔神といわれるほどの強さを誇っていたのだ。

敵基地に突入後、戦車などが出てきたが傷一つつかずに逆に戦車などが大破していく

敵部隊の隊長におれはこう問いかけた。

「武器を捨てて負けを認めろ、こんなのは無意味だ、投降するなら命までは奪わない

このまま超巨大兵器が来たらみんな死ぬぞ!」

俺はそれを理解していた、俺たちの部隊を的にあの超巨大兵器が来ることをそのまえに敵だの味方だの関係ない  生き延びなければ意味はないのだ。

だが・・・・・時はすでに遅かった

敵基地の真上に超巨大兵器が現れたのだ。

俺は敵味方問わずにこう叫んだ「逃げろぉッ!」と

超音波砲の直撃をくらい敵機と敵基地は轟音ともに土煙をあげながら壊滅した

俺たちは間一髪生き延びたのだ。

だが・・・・・・・・・・・・・・・・

整備室では俺の恋人が壁に拳を叩きつけた

「こんなの・・・・・・意思すら無視して敵を壊滅させてッ!なんのための闘いよ!

 整備士や基地の人たちは逃げ延びれたっていうのにッ!」

おれもその思いであふれかえっていた。

人の意思を無視した攻撃、これになんの意味があるというのだ。

もはや戦争ですらなかった、それはただの人殺しだったのだ。

 

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