第12話蘇る悪魔

超巨大兵器が強すぎたのか、俺の機体は予想以上に早く改修された。

バックパックのエンジンや推進機関に新たにバリアシステムを搭載、まるで悪魔の翼をもちブレードアンテナも2本増えた。

さらにテイルブレードも装備された。

新たに甦った機体での初出撃だった、敵の機体に右手の悪魔の爪がクリーンヒットした。

飛び散る紅い油、血のように飛び散っていた、敵部隊は無人兵器がおそろしくて前進してくる。

なら・・・・・上等だ、叩き潰す。

右こぶしを機体から引き抜き、その機体は地面に轟音と土煙をあげて倒れた。

エンジンが赤い炎をあげて機体を一気に加速させた。

敵機に対して右手の隠しギミックが火をあげた、剣パーツの一部を銃の代わりに射出、装甲を貫いたのだ。

剣を抜くひまがなかったため、肉弾戦にスタイルを変えた。

機体の目が赤く輝いた。

敵のライフルによる銃撃に俺は迷わずバリアシステムを使ったのだ。

背中からバリアのためのミラージュカーテン、悪魔の鱗とも呼ばれるシステムを翼から散りばめた、銃弾は時が止まったようになり機体がはねかえす動作すると

敵の部隊の機体50機にむかって飛んでいった、自身の武器でことごとく

壊滅していく。

残った1機は尻尾であるテイルブレードが貫いた。

たった1回、改修されたあとの初陣、そして1日だったことからまた世界が震撼することとなる。

俺の機体は炎のなか紅い2つのカメラアイをギラギラ輝かせていた


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る